猟銃発砲事件、警察が刺された人を見殺しにしたことに一番衝撃を受けました

富士でレースに出ている最中に長野で猟銃発砲立てこもり事件が起きた。この事件で一番衝撃を受けたのは刺されたか撃たれたか解らない状況だったものの、倒れている要救助者を見殺しにしたことである。なぜか大手メディアじゃ全く取り上げない。戦争だってけが人が出れば万難を排して助けに行く。自分がケガして動けないのに放置されたら、と考えたら大いに憤る。

いくつも手段はあったと思う。猟銃を持っている犯人の姿は見えていたようなので、欧米であれば狙撃する。命を取る必要などない。相手は猟銃。300mも離れたら当たらない。ギリースーツ(迷彩服)など着て300mまで近づき、狙撃銃を使うことで足など狙うことだって可能だろう。すでに警官など撃っているのだから、アメリカなら躊躇わず確実に仕留めるでしょうけれど。

弱腰根性無しの責任者が世論炎上をビビッて撃てないというのなら、ブルドーザーをすぐ持っていけばいい。トラックで運べるような小型のブルドーザーでも排土板は日本で出回っている銃なら全て跳ね返せる。ブルドーザーで接近して救助すれば世論だって炎上しなかった。この場合、狙撃手の手配より時間が掛かるものの、今回の時間経過を考えたら余裕で出来たことだろう。

そもそも警官が超至近距離から猟銃で撃たれたことにも衝撃を受けた。刃物使った事件ということは解っていただろうから、危険な犯人がいることを想定すべき。パトカーで接近し、人を刺した輩の手に猟銃あったら私だって最大限の注意をする。何の準備もしていなかったら、姿を見た時点で大至急距離を取ります。読者諸兄も猟銃に限らず殺傷武器を持っている輩に出くわしたら逃げること!

なのにパトカーは離れなかった。目撃者によれば犯人は猟銃を持ってパトカーと並走し、止まった時点で運転席の警官を窓越しに撃ったという。猟銃持ってるのに退避行動を取っておらず。もっと驚くことに助手席に座っている警官は当然の如く拳銃を所持していたことだろう。運転席側の警官を撃とうとした時点で自分の拳銃を取り出せば、少なくとも自分は撃たれなかったと思う。

警官は猟銃を自分に向けられた時点で威嚇射撃をする権利はあると私は考える。発砲したら確実にこちらも撃てる。なのに同僚が撃たれた上、自分も撃たれてしまう。どうして大手メディアは一切取り上げないのだろうか? 少なくも現場の警官は危険人物とコンタクトする機会は普通の人より圧倒的に多いはずだ。現場の警官に自分の生命を守る方法をしっかり教えるべきだと思う。

追記・驚いたことに警官、銃を所持していなかったという! だったら逃げなくちゃ!

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2 Responses to “猟銃発砲事件、警察が刺された人を見殺しにしたことに一番衝撃を受けました”

  1. マツモト より:

    「警察が刺された人を見殺しにした」そのような事があったのですか。
    18年前に小泉首相が現場に駆け付けた警官が市民を追い越して犯人から逃げる映像に苦言を呈したのを思い出しましたよ。
    https://response.jp/article/2005/02/28/68469.html
    今回は中堅とベテランの対応であったのに警官としての練度が落ちているのですかね。それとも国内の治安が悪化しているということなのでしょうか。

  2. 貧困層 より:

    お巡りさんて、向こうが用事がある時は、やれ早くしろと言わんばかりに、免許書を出せとか高圧的に来ますが、こちらが助けてほしくて呼んだ時(空き巣、車が荒らされたなど)は、落ち着きを装っているのかチンタラしているだけなのかわからないくらいの態度できます。カードでお金下ろされたりキャッシングされたら大変なのに!
    猟銃を窓越しにこちらに向けている人に対して、説得すれば何とかなると思ったのか。せめてそのままバックでもできれば、助手席の人は反撃できるか助かったかも。
    立てこもる犯人と警察の間にはもう一人、一般の人(女性)倒れていたそうですが、この方も放置です。情けなくて涙が出ます。

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