考えてみたら日本の自動車産業、トヨタを除き「守り」ばっかり。攻めないと勝てないです

競技でもビジネスでも「攻め」と「守り」がある。サッカーでも野球でも守っているときはダメージを食い止めるのことを目的とするけれど、それじゃ勝てない。やはり攻めて点数を稼がないとダメ。2009年にやってきたリーマンショック以後、日本の自動車メーカーは攻めることを止めてしまった気がしてならない。いや、正確に言えばトヨタ以外の自動車メーカーですね。

むしろ縮小均衡策ばかり。サッカーで言えばフォワードもディフェンスしちゃってる! もちろんキーパーまで攻めに行けとは言わないけれど、積極策を取らなければ押し込まれる一方です。そして攻撃力も弱い。ブランドイメージを構築できるモータースポーツをやらない。失敗を恐れるあまり新しい技術も出さない。新しいコンセプトのクルマを出す勇気だってなし。寂しいですね。

この時期に電動化無しの新型ディーゼルを投入!

マツダのように攻めようとして練習はしっかりやっているけれど、ファールやOBやワクの外へのシュートばっかりというメーカーもありますけど。それでもなんとか利益を出せているのは中国に代表する市場が拡大しているからに他ならない。中国の自動車産業が育ってきて中国から外に出て行くようになったら、韓国車以上の脅威になること間違いなし。韓国車にもホンダは負けた。

振り返ってみたら1990年(昭和ですね)までの日本の自動車産業は攻めを得意としていた。新しい技術を連発し、新しいジャンルのクルマも作った。そのイキオイは細々ながら2009年まで続いていたように思う。とはいえ2000年を過ぎたあたりから日本車の元気は着実に衰えていたかもしれません。このあたりで攻めに入ろうという自動車メーカーはきっとトヨタ以外ないんだろうなぁ。寂しい。

経営者の皆さん「2030年から始まるカーボンフリーに向け全力資源を投入する」と言う。これ、攻めのようでいて完全なる守りです。攻めようとすれば、カーボンフリーだけでなく、その上にクルマの楽しさをどれだけ上乗せできるかと言うことになる。電気自動車に注力している日産ですら電気自動車のパフォーマンスを追求しようという動きが見えない。三菱自動車あたり復活してくれないかしら。

 

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