補助金毎月5円ずつ減らす。最終的にガソリン/軽油価格はどのくらいになるのだろうか?

ガソリンと軽油の補助金は現在リッターあたり52.4円出ている。東京都内だと現在レギュラーでリッター160円台。それが12月から毎月5円ずつ上がっていく。最終的には補助金無しだと210円台になるということ。軽油なら190円台ですね。ただ210円台と190円台、世界相場からすればまだ安い。直近の相場でドイツ370円。タイ238円。韓国228円。オーストラリア260円といった状況。

コストコのガソリン価格は今や産油国を除き世界一安い!

5円ずつ補助金を減らしていく段階で原油調達価格が下がっていけば店頭でのガソリン価格は変わらないですむ。ただ現状の原油調達コストを見ると、安くなる状況にない。原油相場は高止まりしている上、輸送コストだって高騰している。イラン情勢とウクライナ情勢次第で一段高すらありうるほど。実際、店頭価格170円を目指すために始まった補助金ながら、現在が最高値になっている。

100歩譲ってガソリン価格の高騰は使用頻度を減らすなどしてカバー出来るかもしれない。けれど物流に使われる軽油の高騰は物価に直結する。190円になったら運送会社じゃカバーしきれない。全ての物価が上がると思っていいだろう。もちろん農業に使われる燃料油も上がる。灯油の価格だって上がるため、北海道など寒さの厳しい地域だと暖房費用が驚くほど高くなります。

本来なら代替エネルギーを増やすなどの対応をしなければならないのだけれど、尊”高”攘夷派の皆さんは依然として今の日本が最高だと思っている。危機感のある読者諸兄は厳しい冬が来るための準備しておくことをすすめておく。食料品の消費税減税なんか物流コストと農業や漁業の燃料コストの増加で全く解らなくなるばかりか、値上がりさえすると思う。

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