連休中なのでメディアに対し砂を吐かせて頂きます

最近新聞を全く読まなくなった。ネットの方が幅広くて様々な情報を得られるからだ。こらもう私だけじゃないと思う。ここにきて新聞社、相当厳しいと聞く。今日も突如読売新聞の販売店の人が来て「明日から5月31日までお願いできませんか?」と懇願されたので、同じギョウカイだし新聞は残って欲しいと思うから絶対読まないと解っていても引き受けました。

そんな読売新聞Webがハイエースの記事を挙げたのだけれど読んだら「肝心のレース結果ですが、国沢さんが運転したハイエースは完走こそしたものの、クラス最下位の9位でした。しかも、タイムは8位から9分以上離されたビリでした」だって。読売新聞もレベル下がった。どんなスポーツだってメディアが「最下位」と「ビリ」重ねて表現することなどありえない。

ビリと書かれた読売新聞の記事

私をバカにしているワケじゃないことは前後の内容で解る。単純に日本語を知らないだけ。「ビリ」を辞書で引くと最後尾の他に「くだらないこと」とか「人をののしること」とある。自分や身内に使うならいいけれど、人に対して使うときは悪意しかない。記者だけでなく原稿チェックしたデスクも同じレベルだということ。オリンピック選手の取材して「ビリ」と書いてみたらいい。

考えてみたら環境は厳しい。大手の新聞社のサイトで原稿を頼まれたことがあるけれど、提示された原稿料はくるまのニュースやベストカーの半分以下。取材して一次情報を確認していたら、とうてい合わない。原稿料の多寡で仕事を受けない主義ながら、一流メディアだとリスペクトしているから適当な記事は書けない。自分のWebに原稿書く方が収益にもなります。

この件にかかわらず我が国のメディアはレベル落ちた。だからこそ皆さんに支持されなくなっている。一般メディアに出る自動車関係の記事なんか酷いモンです。悪いことしか書かないですから。やさしさも感じない。だからこそモリゾウさんだって厳しいんだろう。遠からずメディアの勢力図は大きく変わってくるんじゃなかろうか。私は新聞社に頑張って欲しい。

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