これで三菱、スバルだけに

ここにきてクルマに興味を示す子供が急に増えた。ショールームやディーラーに小さい子供を連れたお母さんが来るケースも増えているという。お母さんがクルマを見に来るんじゃなく、子供にせがまれて来るのだという。どうして急にクルマ好きの子供が増えたのか? もはや皆まで言わずとも解るだろう。カーズです。

カーズは子供の気持ちをガッツリ掴み、カーズ2で決定的なモノになった。今やカーズ2を見た子供は100%クルマ大好きである。昨日のメガWebのイベントに来ていた子供達も、前回のイベントと明らかに違う!
前回まで競技車両のドーナツターン見た子供は怖がっていたのに、今回は大喜びしてるのだった。

子供がクルマ好きになれば、当然お母さんもクルマ好きになる。お父さんだって男の子なんだからクルマ好きの血が騒ぎ出す。カーズという映画、日本の自動車業界にとって救世主的な存在になるかもしれ
ない。トヨタでスポンサーし、すぐにでもカーズをTVで放送したらいい。カーズ2も可及的速やかに見て貰いたい。

トランスフォーマーはカーズより少し上の世代を直撃している。トランスフォーマーを見たら、これまた100%がカマロ好きになってしまう。カマロのV8のブリッピング(空ぶか
し)を聞いただけでシビれちゃうという。シンプルな装備にした安価なカマロV6を導入したら、相当売れるんじゃなかろうか。

考えてみたら
カーズ2もカマロも主人公はGM。もしかしたらGMの切れ者が自動車産業の将来を考えて仕込んだのかもしれない。繰り返しになるけれど日本の自動車業界もこういったツールを使ってクルマ好きを育てていくべきだと考えます。カーズとトランスフォーマー、国沢光宏にダマされたと思って見て欲しい。

・ECOカーアジア「スイフトもアイドルストップ装着。果たして?

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4 Responses to “これで三菱、スバルだけに”

  1. 小林 英弘 より:

    私は『カーズ』も『トランスフォーマー』も観ました(『カーズ2』はまだ観てません)。『カーズ』は何よりもストーリーそのものが素晴らしく良く出来てたのに感心しました。爽やかに感動できる名作だと思いますね。大人にもオススメです。『トランスフォーマー』はクルマ目当てというよりは軍隊モノ好き視線で観ましたが(←実は『トランスフォーマー』は「現用米軍装備を映画史最高に忠実に再現している」とそっち方面で超人気なのです(笑))…、何やら戦隊モノみたいでちょっと気恥ずしかったですね(笑)。現行カマロは好きですよ。前のサメみたいなのよりずっとカッコイイです。
    個人的には『マイアミバイス』の冒頭で意味深なケータイかけてきた情報屋の所にソニーとタブスがシルバーのF360スパイダーでスッ飛んで行くシーンが最高にカッコ良かったです。「スーパーカーを普通にアシにしてる」のが妙に説得力があってシブいセクシーさがありました。アフターバーナーも観れましたし。でもアレのせいでホントに燃えちゃうんですよね、フェラーリって(爆)。

  2. さね より:

    そうですか!良いことですよね。子供はピュアだなあ。これでエコならなんでも許される風潮が、否定されましたね。走りやキャラがないとダメなんですねやっぱり。媒体や一部ジャーナリストはエコ、エコ、エコばっかで、プロパガンダみたいで…似非エコメカでさえ誉めて、外国のエコメカはダメだししたり。反省する時がきたと真摯に受け止めてほしいです。プリウス誉めちぎるなんて、なんだかなぁ 話もどりますがハービーもいいですよ。しゃべらないけど擬人化してて、初代ビートルが最新レースカーに勝し!恋のキューピットもします。本当にしつこいですが媒体やジャーナリストは一度反省する時じゃないですか?今の時代だしエコは当たり前だけどそれだけじゃないと思います。メーカーと仲良し!もちつもたれつだし、このままかな?飯くってかないといけないですもんね… トヨタは口でゆってるだけでスポンサーしても情熱ないしダメでしょ。 今の子供の未来なんて考えてなさそうだし、目先の利益のみ…。GMには車大好き情熱ある人がいるんでしょうね。しかも未来を見据える切れ者。 トヨタはハイブリッドシステムや電池にインバーター、レクサスだけやって、他の開発はダイハツとスバルに金だけだして口ださないで、車作りをまかせるとよいのでは。 だいたい軽自動車やめさせるとか横暴でしょ。ダイハツ一社にまかせないで、スバルの技術者とコラボさせた方が、2つがぶつかって一生懸命やればもっとすごい物できるかもしれないのに普通車も。しかもこれからますます大事な軽自動車規格なのに… トヨタが嫌いな訳ではなく、金や技術など持ってるのでしょうが、企画力なし。金かけなすぎ。それでできた車自体に魅力ないので。よっぽど将来大人になる子供達のためにも。 ヤッパシ、エコのみ良いだけじゃあジリ貧ですよね将来。CVTとハイブリッドからおかしくなったなぁ。技術は素晴らしいと素直に思うだけに。なんだかなぁ

  3. 土浦の裕紀[ひろのり][28歳] より:

    私も車を好きになったきっかけは、小学2年生の時に父親と弟と土浦の映画館で見た『バック・トゥ・ザ・フューチャー3』でした。
    その後、ビデオやテレビ放送で『バック・トゥ・ザ・フューチャー1と2』を見て主人公のマーティ・マクフライのマニュアルを運転する仕種さや、デロリアンが滑らかにスピード感良く走る姿に魅了され車が好きになりました。
    今でも『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズより好きな映画はありません。
    その後、好きになった車も小学5年生の時[93年]の「スポーツシビック」と呼ばれていた5代目シビック[発売は91年]や現在だとインサイトやプリウスなどデロリアン的な雰囲気や要素が入った車が今だに好きです。
    私のように映画などから影響を受けて車に興味を持ち始める少年はきっと多いと思うので、「カーズ」のヒットは大きいと思います。
    国沢さんのおっしゃる通り、GMの切れ者さんの車好きを増やす狙い、作戦かもしれないですね。

  4. とある群馬の富士重症 より:

    自分ら20代も子供の頃はみんな狂ったようにミニ四駆を改造して、車関係の漫画やゲームを楽しんでましたが・・
    いざ20代になってみるとほとんどの人が興味を失ってます。(自分もMT車に乗るまではそんな感じでした)
    継続的に興味を持たせるためには継続して放送しないと微妙かもしれません。
    個人的には日本の全メーカー提供で全市販車両によるラリーや耐久レースをお祭り感覚で毎年開催して欲しいです。
    スバルも群馬テレビではスバル一社提供の番組持ってますし、
    年に一回群馬のサーキットでPWRCで活躍してる新井選手のデモ走行が目の前で楽しめたり(抽選で当たれば同乗も)と、
    群馬限定では頑張ってるんですけどね・・宣伝効果はあまりない気がします。
    ただあの走りを見たらインプは確実に好きになります。
    一番の問題は燃料に限りがあることではないでしょうか。
    化石燃料に限りがあるのに「なぜ人も荷物も積めない上に燃費の悪い車に乗るのか」
    という思考は当然働きます。
    100%バイオ燃料で動く車を作ることはしばらく無理でしょうから、
    現実的なのは「燃費のいいスポーツカーを作ること」。
    CR-Zも結構20代30代の男性が買ってるみたいです。
    もしかしたらFT-86も200万切ってJC08で20km/L超えれば結構売れちゃうかもしれませんね。
    公道で走るスポーツカーや高級車は最低でもミニバンの燃費を超えてくれないと、
    約99%の車に興味があまりない若者の心を掴むのは難しいと思います。

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