ガソリン価格、補助金の減額により来年になると10円上がるそうな。好き放題ですね

経産省はガソリン補助金を19日に5円。1月からさらに5円減らすと発表した。現在175円（全国平均価格）なので19日出荷分から180円。年が変わると185円になるということ。ちなみに補助金が増額されても「今売っているガソリンは補助金無しだからすぐ下がらない」。補助金減額になった19日から値上げするスタンドあったら違う店に替えたらいいと思う。ユーザー、ナメられてます。

さて。補助金10円の減額で185円は妥当なんだろうか？　下は”補助金の始まり”である。ウクライナ侵攻まで170円程度だったガソリン相場が3月末には補助金無しだと190円になった。14.5円の補助金により175円くらいに抑えられたという経産省の発表だ。気になるのはウクライナ侵攻前のガソリンの原価だ。ガソリンの原価はドバイの原油相場と為替相場で決まる。単純な話です。

調べてみると2022年1月はバレル81ドル×115円＝9300円。2024年12月3日の午後で71.7ドル×150円＝10800円。1リッターあたり9.3円差。つまりウクライナ侵攻前と現在は消費税を加えても10,3円高くらいで妥当なのだった。補助金無しで180円程度。来年1月になっても補助金は5円残るため、適正値は175～176円といったイメージ。それが185円になると言ってる。10円はどこに？

ガソリン価格、一事が万事で超不透明。国民民主党の玉木さんはトリガー条項を復活させ、補助金を止めようと元気よかったけれど、政権に入った途端、ごにょごにょに。国民民主党って原発賛成。利権に弱いのかもしれません。いずれにしろクルマに乗っている人はお金持ちという政府の認識は変わらない。実際、皆さんガマンする。国民の責任なので仕方ない。イヤなら電気自動車です。

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