ガソリン急落!

ガソリン相場が急落している。この1か月で10円近く下がっており、今やレギュラーだと150円を下回るのが普通になってきた。よくメディアに登場する『シンエネ』の環八店の前を通ったらプリペイドカードだと139円! ハイオクも150円。軽油115円です。

一方、久しぶりの激しい円安になっている。何と113円台半ば! 本来なら輸入に頼っているガソリン価格は高騰してもおかしくない。為替が10%上がっているのにガソリン10%下落という状況です。つまり原油相場が大幅に下がっている、ということだ。

ちなみに直近で25%も下がった! 6月にバレル115ドルを付けたのに、今や80ドルを割り込むほど。なんで下がったのか? アメリカの需要下がったのにサウジアラビアが減産をしない、というあたりだと言われているけれど、もう少しヤヤこしいと思う。

アメリカの需要減は、明らかに豊富なシェールガスのためである。しかも買ってくれる国もないため、内需に回している。結果、アメリカの原油輸入量は急減。本来なら産油国が減産しなければならないのに、していない。だからダブつき始めた、と言われる。

安い原油相場は続くか? こらもう解らない。どんな状況になるか、誰も読めないと思う。出来るのは「どうなっても大丈夫なように準備しておく」ということくらいです。ガソリンの買いだめは出来ぬ。ガソリン安い間にクルマで遊びに行ったらいいんじゃなかろうか。

また、円安は一般的に物価上昇をもたらすと言われている。されどエネルギーコストはむしろ下がった。円安で儲かる企業と損する業界が出てくるものの、日本全体で考えれば、恩恵受ける企業の方が圧倒的に多い。皆さんは損する方ですか? 得する方ですか?

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