ソウル&上海ショー
クルマ好き&関係者ならぜひとも昇竜のイオキオの如く元気ある中国と韓国のモーターショーを見るべきだと思う。幸い韓国はモーターショーを開催する年だし、中国も今や世界で一番の規模となった上海の年。いわゆるモーターショーギョウカイで言うトコロの「オモテ年」(秋は東京とフランクフルトショーがあります)。
まずソウルモーターショー。4月1日(金)〜10日(日)までが会期となっている(プレスパス&関係者パスを取れる仕事なら3月31日から)。『KINTEX』という会場はソウル市内から地下鉄で行けるから便利。プレスディや平日ならあまり渋滞しないためタクシーで40分。入場料は9千ウォン(670円)。
・地下鉄3号線の大化駅より会場までのルート
前回は現代自動車が「ホンダ型」と「2モーター型」のハイブリッドを発表した。この2つ、今年新型エラントラとソナタに搭載されてデビューする。なのに日本のメディアはもちろん自動車メーカーも、ほとんど見にいかなかったのだから驚く。皆さん韓国を評価して無かったワケ。当然ながら記事は売れませんでした。
今年のショーでどういったクルマや技術が出てくるかは全く不明。これぞアジアのショー面白さであります。時間ないけど御予算に余裕あるという方は、羽田発8時30分のJALに乗れば金浦空港11時着。金浦空港のイミグレーションは空いており、12時に会場着が可能。金浦空港19時35分発のJALで帰国可。
世界最大のモーターショーである『オート上海』は4月19〜20日((水)がプレスディ。会期21日〜28日(木)というスケジュール。大混乱に始まり大混乱で終わる北京ショーはビギナーだと相当厳しいけれど(そもそもアクセスめちゃ悪い)、上海なら問題なし。良い意味で中国のイメージが変わると思います。
・上海新国際博覧中心(会場)
ちなみに毎年開催される広州ショーは、日本で言うと名古屋ショーといったイメージ。規模からして圧倒的に違う。自動車を見るだけで丸1日。部品など見ようとしたらタップリ2日間掛かると考えていい。また、例年プレディに部品館へ行くと学園祭の前夜風。全くお話にならないため、21日以降をすすめておく。
場所は地下鉄2号線の『龍陽路』駅から歩いて10分。市内からのアクセスも良好。また、上海浦東空港からリニアモーターカーに乗れば7分で到着する。成田8時55分発だと上海空港11時15分。見たい展示が決まっていれば、17時25分発の便に乗っての日帰りも可能だけれど、最低一泊すべきだかと。
どちらのショーも元気一杯! 往年の日本の雰囲気を味わえる。今年は流れを変えたい、と考えているなら、刺激的です。
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本日上海から帰国したので私にとってタイムリーな話題です。
身内の結婚式で上海(虹橋) → 昆山へ新幹線で移動したのですが機械として出来がよく、(日本の技術が入ってますが)日本の新幹線と遜色ありません。
逆にリニアモーターカーはがっかりするかも知れません。
また上海新国際博覧中心に行ったついでに上海環球金融中心(492mの展望台)へ足を伸ばすのもいいですよ(地下鉄2号線で10分ほど)。東京の摩天楼とは違った景色(と活気)が見られます。
うーん、仕事柄、EVかPHEVが出るならソウルに行く必要ありそうですが、HEVだけだと微妙です。現代はLG ChemかSB LiMotiveのLiイオン電池を使ってましたっけ?
上海は、中国政府の電動化政策を考えると、行った方が良さそうですね。少なくともBYD辺りは電動化車両を出展するでしょうし。S6DMをデトロイトでは見れないので、上海で拝みたいところです。もし仕事で行けなくても、個人的に行きたいですね。上海、久しぶりだし。
あと、上海ではe6タクシーとかK9バスはまだ走らないのかな?(上海にはSAICとか地元メーカーがいるので、当分無しですか・・・)
ソウルモーターショーに行くツアーが出来たみたいです。
http://www.sanshin-travel.com/original/010/entry/000650.html