フィットに自動ブレーキ

・おわび 昨日の情報、私もまんまとダマされました! そういえば4月1日でございました。まだまだ未熟だ! 猛省します。

秋に発表される次期型フィットは、レーザーセンサーを使った追突事故低減ブレーキがサイドエアバッグとセットでオプション設定されるようだ。この装備の評価、非常に難しい。ホンダに好意的な記事を書くなら「素晴らしい!」。ダイハツ・ムーヴ除き、日本のコンパクトカーで追突事故低減ブレーキを装備可能な車種は無し!

そういった観点からすれば「素晴らしい!」になる。ただ、漏れ伝え聞くトコロによれば、他の日本車と同じく31km/hになると機能停止するようだ。つまり30km/hなら急ブレーキ掛けてくれるため無事故。31km/hだとノーブレーキで追突ということ。これ、国交省の指導だとしたら、徹底的にオタンコである。


た、サイドエアバッグとセットプションというのも妙。だったらオプションとかにせず、安全パッケージ付きの標準グレードを設定すればいい。以前、フィット
の開発陣とアイドルストップについて話をしていた際、印象的だったのは「ウチならオプションじゃなく全車適用にします!」と言い切ったこと。う〜ん! 今
回は違っちゃう?

30km/h縛りを止め、多少高くなっても全グレード標準装備にすれば150点! 31km/hカットでオプションだと70点でございます。149万円のVWアップ!だって標準装備なんだから、ぜひフィットも標準装備で気合いを入れて欲しい。アイサイトくらいの機能を持っているのであれば、10万円のオプションでも納得しますが。

そういえばアコードHVの自動ブレーキはどうなっているだろう。私としちゃホンキで新型アコードHVの購入を検討している。試作車で歩行者も判別出来る機能を持たせていた。31km/h以上でも稼働する自動ブレーキと、歩行者対応の自動ブレーキが無ければ、アコードHVはショッピングリストから落ちちゃいます。

・ECOカーアジアは「三菱自動車電池トラブルの続き

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5 Responses to “フィットに自動ブレーキ”

  1. 小林 英弘 より:

    さっき起きて寝ぼけ頭でPC開いて記事を読みましたが…「?????」です。ホンダに超好意的な私でもちょっとガッカリです。
    何といっても「レーザーセンサー方式で作動するのは30km/h以下のみ」。これが最大のガッカリ。「後出しジャンケンでは負けない!」の精神はどうしちゃったんでしょうか? レーザーセンサー(単独?でしょうか?)方式を選んだ時点でステレオカメラ方式に負けてますし、31km/h以上で機能OFFじゃ「ノロノロ運転時の追突」には対応出来ても「わき見運転(や居眠り運転等の全ての前方不注意)で結構なスピードでノーブレーキで追突」という、よりダメージの大きな追突事故には全く対応出来ません(運転の荒い香川県では事故が減らないかも)。
    本当に自動ブレーキで防いで欲しいのは後者の形態の追突事故の筈でしょう? 国交省はバカの集まりなんでしょうか? 同じ公務員ながらアタマ痛くなります。
    で、これらの安全装備をオプション扱いにしたのはカタロク価格を下げるための営業サイドの方針なんでしょう。何といってもフィットは今のホンダのドル箱ですから、新型のカタログを見たお客さんに「高っ!」と思わせる事は何としても避けたかったんでしょうね。そこは理解できます。私はホンダに甘いですから(笑)。
    でも新型フィットは売れて欲しいです。同時に自動ブレーキももっともっと普及して欲しいです。なので新型フィットの自動ブレーキはステレオカメラ方式であって欲しかったです。
    PS1:全くの私事ですが「何で公務員なのにさっき起きたの?」ですよね? この4月異動で市立図書館から市民ホールに人事異動になりまして、休日が変わりました。曜日の感覚がトんじゃってます(笑)。
    PS2:近所の中古車店で80スープラ後記型sz(AT車)を発見! 運転席に座らせてもらい、エンジンもかけさせてもらいました。イイですね! フルノーマル車でしたが純正でこの排気音! アクセルを軽く煽るとイイ音でエンジンが吹け上がります! 欲しいです!

  2. アミーゴ5号 より:

    大胆かつお見事な仕掛人を、EVとHVを持つ会社から消去法で選んでいくと・・・
    T社は、やりたくても世間体が許さない
    N社は、レトルトバッテリーに夢中
    MI社は、トラブルで大変
    F社とMA社は、これからHV販売。
    ということで、こんなお茶目で洒落た事をするのは、H社とみた!
    (たしか以前にもカルスで、かましていましたよね。)
    本当にそうだとしたら、H社に乾杯で〜す!
    (^o^ゞ

  3. CVCC より:

    ECOカーアジアのコメント欄にも書かせていただきましたが、「人を感知しない」「作動する速度」「サイドエアバックとの抱き合わせオプション」という三点でガッカリしました。
    国沢先生が購入を考えていらっしゃる新型アコードハイブリットですが、先生がご試乗なさったものでは「人を感知する」ものだったとのことなので期待しております。
    が、ホンダのことなので、標準グレードには設定が無く(又はオプションで選択可能か?それならまだましです)、上級グレードの本皮シートなどとの「抱き合わせ」なのではないかな、と感じています。
    こういう装備ほど、安価か、標準装備していってほしいです。
    もし、アコードの自動ブレーキが、「人を感知する」ものならば、果たしていくらなのか、フィット用の「人を感知しない」ものよりは高価になるハズなので、価格には非常に興味がありますね。

  4. 白木 晴幸 より:

    次期型フィットの件ですが、旧運輸省の官僚の一部に「自動車は自動で走るコトがダメなんだ」と言った官僚がいたと記憶しています。まだこの流れを汲む残党が現国交省にも残っているというコトでしょうか?
    これってウラを返せば「自動で止まるコトがダメなんだ」と言うのと同じですよネ。時代錯誤も甚だしいとしか言いようがない!

  5. nogawan より:

    フィットの自動ブレーキはコンチネンタル社の装置と推測されます。XC60のシティ・セーフティ、CX-5のSCBS、UP!のシティエマージェンシーブレーキと同じ性能ですから。この装置の検知距離はMax10mなので、衝突前に停止できるのは15km/hまで、30km/h以上で走行時は、障害物を検知して自動ブレーキを掛けた時には、既に衝突しているので、30km/h以上で動作させることが、性能的に無意味なのでしょう。
    安価な自動ブレーキのニーズが急速に高まったので、部品メーカーの既存装置を急いで買って来てフィットに付けた…と云うところでしょう。アコードHVはホンダの独自開発品と思いますが、歩行者の検出性能は如何ほどでしょう?

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