ユーザーにケンカ売りまくったフェアレディ、今や納期3ヶ月。登録しただけの新車も定価割れ~
もう大笑いです。「オーダー受けたら必ず納車する」と契約したフェアレディながら、突如「抽選やりますからね」で「お客はんスカやで~」。フェアレディで日産のディーラーに愛想尽かした人は山ほどいると思う。しかし! 今や納期3ヶ月。登録しただけの新車は乗り出し価格で520万円から出回っている。1000万円以上で買った人は「お疲れさんでした~」である。
受注再開したばかりで納期3ヶ月ということは、遠からず即納状態になると思う。これで「高性能車なのに売れない」のはWRX S4に続く2車種目になる。もしかしてクルマのプレミア、そろそろ終わるかも知れません。ここにきてアルファードすら「登録しただけの新車相場」が下がってきた。輸入車だけでなく国産高額車の売れ行きも落ち着いてきた。考えてみたら異常でした。
今後、さらに高額車の売れ行きは伸び悩んで行く気がします。もちろん1000万円以上するクルマを買う層は減らない。我が国は二極化&中抜きになっているからだ。これも昨今の経済状況や、もはやジャイアンとなったトランプが世界の秩序や体制を変えるようなことになると、一段と中間層が減っていく気がします。冷静になって考えてみたら、頑張って高いクルマを買う必要もない?
かくいう私がその典型かもしれません。ポルシェなんか高止まりしているけれど、欲しいと思わない。等身大で楽しみたいと考えている。ミライースでのラリーを心底楽しんでいるし、N-VAN e:の「可能な限りエネルギーの自給自足を目指すモンね!」や、デッキバンの釣り生活を満喫してます。ミライースやN-VAN e:の技術レベルは十分高いため気持ちが豊かになっている。
もはやベントレーやフェラーリが入ってくる可能性無い感じ。幸い自動車という趣味は奥行きも幅もある。クルマのチョイスだって同じ。加えて日本の自動車文化も深化した。等身大で楽しめるアイテムに困らないです。
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今朝、経済ニュース冒頭ニューヨーク・モーターショウの映像でスバルの青いニューSUVが紹介されていたんですけど 自分の感想 ひと目見てびっくりですよ。
どうするとあんなフロントマスクの造形になるんでしょうか? 白いボディーのタイプも少し映っていましたけど こちらは少しマシに見えました 白いカラーで陰影が消えて見えたからですね 他のセクションはRAV4って感じで上手くまとめていて 好印象でした。
クルマのデザインは フロントセクションが一番難しいって事が ここ数年で良く解ったです
デザイナーの力量は ここに一番よく出てきますね。
クルマもお米も投機対象にしている輩は、庶民の敵と実感している今日この頃デス。
ところで乙といえば日産でして、
日産が提供するラジオドラマ「あ、安部礼司」のシーズン20がスタートしました。
今の日産は、自己中で自分大好きなエリート役員まみれで、経営がガッタガタ。この手の提供は、真っ先にコストカットで打ち切られると思っていました。
なによりもですよ、
主人公は、平均的なサラリーマン!
似非セレブにかぶれた日産が、思い切り軽視してきた薄利な購入層ですから。
もっともですよ、
節目20年だから今年度で終わりだな、というエリートさんの助平心が働いているかもしれない。
でも個人的には、日産の原点は似非セレブではなく、家族や仲間、日常のカーライフにあると思っています。
こんなことを考えているのは自分だけかもしれないけど、「あっ、安部礼司」が続いたことで、ちょっこし日産を応援したくなりました。