スバル360って実は強いかもしれません

何と! 4日目も走りきってしまった! 本日は猛烈なアップダウンのある区間や、1時間も指示速度80km/hが出る(制限速度88km/hの直線道路)など、非力なスバル360にとって体力勝負のようなコースだった。今日から「リタイアしても仕方なし」という気持ちで走る。

というのも、気むずかしいと思っていたスバル360ながら、基本的なメインテナンス&乗り方をすれば「予想以上にタフかもしれません」と感じ始めたからだ。今まで出ていたトラブルはクルマの責任と言うより、50年前の中古車だからだと思う。そらそうだ。50年も経てば問題出てくる。

けれど喜多見さんが2日目の夜、突如「解ってきました!」。フォースの覚醒じゃないけれど、何か感じるところがあったようだ。聞けば「このクルマ、予想以上に強いかもしれません」。実際、3日目は再び燃料系の問題出て3度ほどエンジン止まったものの、本体に問題無し。

ヒュードロクーペ

そこで3日目終わって燃料系を再度見直し、その他も当時無かった添加剤を入れたり、性能が大幅に向上している2ストロークオイル使ったり。すると4日目は朝から調子良い。そこで「競技」をやってみることにしましょう、となった次第。今日から仕切り直しである。

岩石オープン

するとどうよ! これまで絶対的な性能不足のため80km/hの指示速度は諦めてきた。登り坂だと80km/hをキープ出来ないからだ。本日より当時の技術者に敬意を表し、性能をフルに引き出すこととする。時には100km/h出ることも(道路の制限速度は104km/h)。なのに平気!

5日目も走りきれたら、今まで弱さばかり感じてきたスバル360のイメージが変わるかもしれません。ということで本日はチャタヌガからインディアナポリスに到着! ここで前半付き合ってくれたベストカーの飯島君とお別れです。飯島君、観光でハワイに行っただけでアメリカ初めて。

最初は国内戦の乗り継ぎも心配していたけれど、この5日間で全く違う人になった。ハワイでは「アブナイから」とレンタカーも借りなかったというが、カンペキに馴染んだ。おそらく次にハワイに行った時は、個人で航空券買ってホノルルの空港でレンタカー借りるだろう。

お疲れさんでした。日本まで気を付けて帰ってください。

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