三菱自動車元気無し!

2008年のリーマンショック以後、日本のメーカーは東日本大地震やタイの洪水、中国の反日デモに於ける販売台数急減など、5年間も強い逆風を受けてきた。幸い2013年から順調にビジネスが回り始めた結果、ここにきて空前の利益を上げるという状況になっている。

最も厳しいと思われるホンダですら販売台数は伸びており順調だ。そんな中、唯一三菱自動車だけ販売目標の引き下げなどを発表している。益子前社長の縮小均衡策と円安で収益こそ悪くなかったものの、明るいニュース全く無く、地盤沈下を止められていない。

他のメーカーを見ると、前に進もうとしている。好例はトヨタで、社長が大暴れしているせいか活気に溢れてます。ホンダだって「競技で勝てない」などと厳しく評価されているものの、ナニかやろうとしている雰囲気が伝わってくる。日産は海外で存在感を高めてます。

三菱自動車と言えば、何のアピールも無し! 期待の星であるアウトランダーPHEVのイメージ戦略無し。大きく伸びる可能性のある電気自動車も宣伝無し。30年前のバイク3無い運動をやっているかの如し。客観的に評価すると、地盤沈下は当たり前かもしれません。

三菱自動車のTOPがカーガイである相川さんになったので明るいニュースを次々と出してくるかと思いきや、そうでもない。もしかして社内に抵抗勢力がいるのか? 三菱自動車のような古い体質の企業の方向を変えようとしたら1年くらい掛かるということなんだろうか。

今すぐ出来るのは、スウェーデンで開発が進んでいる『ミラージュR5』に技術供与し、さらに三菱自動車で5台くらい購入。とりあえずアジパシあたりで走らせることだと思う。5億円くらいの予算を付けてやれば、驚くほど三菱自動車の存在感が上がると思います。

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