今回の米騒動で一番の発見は古古古古米だって十分美味しかったこと。オイル交換と共通性あり

今まで何の検証も無しに「古米や古古米はマズい。古古古古米になると家畜のエサ」と思われてきた。この件、一昔前まで「オイル交換は1500km毎」と言う根拠無しに推奨されてきたことと根っ子は似ている。オイル交換、私が若い頃は1500km毎が好ましいとされてきた。今でもイエローハットのWebを見ると「走行距離3,000km~5,000km毎もしくは3ヶ月~6ヶ月毎」とされている。

軽自動車が一番交換サイクル短い

オートバックスも「3ヶ月〜6ヶ月または2,500km〜5,000kmごと」とあり、さらにディーゼル車は「軽油には硫黄成分が多く含まれているため、汚れが発生しやすいのが特徴です。そのためガソリン車よりもエンジンオイル交換の頻度は高まる傾向があります」。トヨタ系のジェームスは「走行距離5,000kmまたは前回のオイル交換から使用期間6ヶ月に1度交換するのが目安」とな。

ホントかね! 軽油には硫黄成分が多く含まれているなんていつのことか? 少なくとも2007年以降は硫黄含有度10ppm以下のサルファフリー軽油になっている。もっといえばガソリンの硫黄含有度基準も軽油と同じ。天下のオートバックスが未だにこんな情報を出し続けていることに驚かされる。ちなみにマツダの推奨はディーゼルで「1万kmまたは1年」。

本当のところはどうか? JAFは「1万5,000kmまたは1年毎」となっており、自動車メーカーの推奨に準ずる。ただこの基準も十分な余裕を見ており、オイルの劣化センサーを持つ輸入車などは3万km走っても交換推奨マークが点かないことすら珍しくない。メーカーの推奨を守っていれば何ら問題無いと言ってよかろう。3000kmで交換なんて資源のムダ遣いでしかないと思う。

ちなみにシビアコンディションは標準の半分とされる。エンジンオイルの温度が130度を超えるような使い方や、5km以下のチョイ乗りが多いような使い方をシビアコンディションと言う。油温130度超えはサーキット走行のようなアクセル全開以外、ありえない。チョイ乗りも走行距離が伸びないため、1年というスパンを守っていれば何ら問題無い。サーキット走行以外は普通でいい。

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6 Responses to “今回の米騒動で一番の発見は古古古古米だって十分美味しかったこと。オイル交換と共通性あり”

  1. 猫まんま より:

    まあ商売ですから交換頻度が高い方が儲かりますから。私の愛車のエッセは年間走行距離が2000km未満で週に一回くらいしか乗らない超シビアコンディションですが安いオイルを年に一回交換してるだけですが全く問題無いです。愛車のスーパーカブ110も購入店では「絶対に1000kmでオイル交換してください、そうしないとエンジン音が賑やかになって最悪壊れます」とか大嘘言われます。メーカー指定が一年おきもしくは2500kmで交換となっていますので年間走行距離がちょうど2500km程度なので年一回交換です。メーカー推奨を守ってるので壊れたらホンダに凸します。
    今までの経験上オイルなんて質より量がしっかり入ってるかですね。極論言えばオイルの量がきちんと規定値なら20000km交換でも構わないと思います。ただ勘違いしている人も多いですが距離乗ればオイルは減ってくるので半年に一回程度は継ぎ足ししてやる必要が有ります。日本車はあまり気にしなくともよいですが一昔前の外車は走行距離5000km程度でも結構減ってましたね。最近のはどうかは知りませんが我が家のメガーヌはほとんど減りません。
    あと経験上スバルの水平対向はオイル周りに問題が有るのか(特にEJ型)5000km程度で交換した方が良いかと思われます。ほかにもオリジナルサンバーの笑えるリコールで「オイルは3000kmで交換してください」ってステッカーを貼ったとか、知人のサンバーもしっかり貼って有りました。ダイハツサンバーになってからそんなことはありませんけどね。
    知り合いの整備工場と話してたら「3000kmくらいでオイル交換しないとエンジン壊れるしタイミングベルト切れるし、CVT壊れるしダイハツサンバーになって本当に故障が少なくなった」って言ってましたね。

  2. 鷹巣 より:

    オイル交換のサイクルはだいぶ前から言われていますよね。
    カー雑誌では、オイルメーカーは大スポンサーとなっているため、この件を言及することは御法度。
    3,000km未満で交換するのは日本人くらいと言われてますよね(笑)
    豆に交換するのはエンジンにとって悪いことではないのですが、車の知識が乏しいユーザーにこれが常識とばかりに、スタンドやカーショップが勧めているのは悪徳商法と変わらないのではと思います。

  3. 裸の将軍 より:

    10万キロ超走行車
    ヘッドカバーを開けたら、スッラジが全く無いピカピカの状態
    なんてのをたまにネット界隈で見かけます
    でこれを見た整備の方は「オイル管理がよかったですね~」

    いや交換しすぎだろ!
    とモニター越しに突っ込んでおります

  4. まどか より:

    オイル交換については、いろんな意見があり5000キロおきに交換してました。オイルの性能は良くなり1万キロおきで良いと言われてたものの、やはり心配で交換してました。
    これで決心つきました!1万キロおきに交換します。その際、オイルフィルター交換は必須ですよね?
    ちなみに軽自動車もそれで大丈夫ですかね?知りたいです

  5. kuz より:

    オイル交換、ハイブリッド車はどうなんですかね。推奨はガソリン車とほぼ変わらないですけど。
    走行距離の半分ほどしかエンジンが動いていないので長くても大丈夫な気もしますし、逆に停止・再始動が多いから汚れる原因になるということがあるのか。差し引き0ということなのかもしれませんね。

  6. KUMA より:

    昔、三洋電機が洗剤ゼロの電解水洗濯機を販売して、洗剤メーカーから猛攻撃を受けて、後継機種にはその機能が搭載されたなかったのと似ていますね。
    自家かも自分の米だけつくる兼業農家ですが、米袋用冷蔵庫を導入してから、ガラリと味が変わりました。
    エンジンオイルの質は、オイルの科学的劣化より、不純物を取り除くフィルターのほうが効果があると思っていますが、エンジンオイル交換が減る自己洗浄付きオイルフィルターなんて発売されたら、石油会社から猛攻撃を受けるんでしょうね・・・(笑)

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