日産、TVCFでハンズフリー時の手の位置を「揉み手OK!」に拡大。当局も認可済みらしい

レベル2までの自動運転に於いてハンズフリーをする場合、ジュネーブ条約で手は「いつでもハンドル操作できる位置じゃないとならない」とされている。国際的な解釈だと「ハンドパワー!」みたいな位置か、両手をヒザの上となってます。今までメディアでハンズフリーの写真を撮る際、必ずどちらかにしてきた。当局より読者にミスリードを防ぎたいという気持ちだ。

しかし! 最近日産がタレントの木村さんを起用して流しているCFで新しい手の位置を提案している。下の動画を御覧頂ければ解る通り、まぁ自由です(笑)。今までハンドパワーやってたのがバカらしくなるほど。このCF、ずっと流しているから当局もOKということなんだと思う。いやいや自粛していた私ら、なんだったんでしょ。以後、モミ手もOKということで。

実際、安全を考えたらどうか? こらもうクルマやメーカーによっても違う。比較的強いアシスト力で急にハンドルを切ろうという挙動出るケースだと少しばかりリカバリーが難しいかもしれない。逆にアシスト力の弱いケースなら十分間に合う。ただアシスト力が弱いとレーンキープするチカラも弱く、そもそも連続ハンズフリーを行いにくい傾向。日産のアシスト力は中間レベル。

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One Response to “日産、TVCFでハンズフリー時の手の位置を「揉み手OK!」に拡大。当局も認可済みらしい”

  1. CX-60 より:

    もう少し手を放してもよいのであれば、進化と考えてよいと思います。手の位置や向きを検出する精度が上がったのでしょうか。
    すぐに手を掛けられる位置と言っても、ハンドパワーの状態だと中途半端で疲れてしまう。よってあまりハンズオフが普及しないのではないかと思っていました。
    ホンダは手放し運転(ハンズフリー)を普及価格帯の車にも付けてくれればいいのに。特にステップワゴンとか。
    新型セレナのプロパイロット2.0でまた離されてしまった感じ。3,400万円車のADASがフィットとあまり変わらないというのもさみしい。
    この辺はメーカーの開発体力とコスト掛けられる財力に寄ってしまうのか。

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