参院選で国民は変化を望まず? このまんま右肩下がりが続く。自動車産業も怪しい?
参院選の結果を見てメディアは「国民は変化を望まなかった」みたいに伝えているけれど、そうじゃないと思う。自民党以外がお金バラまくことだけに終始。明日に向かう骨太の政策を打ち出さなかったからだ。とはいえ結果的に「変化を望まない」ということになるため、アベノミクス以後、低迷傾向になっている我が国の状況はそのまんま。今後も右肩下がりになっていくと考えます。
一番イタいのがエネルギー戦略だ。こればかりは20年計画になる。おそらく現状を大きく変えられず行くと思う。というのも相当の荒技を使わないと解決できないからです。「利権を原発から引きはがして地熱にする」とか「送電網をゼロベースで見直す」。さらに「再生可能エネルギーの大幅導入&余った電力を貯める方策」等々、どれも強いリーダーシップが必要になってくることだろう。
火力発電は水素燃やすか二酸化炭素を回収するかで活用
自動車メーカーで言えば豊田章男的なリーダーが必要ということ。どことは書かないけれど、とんちんかんな方向を見ていたり、未だ現状維持しか考えていないようだと海外勢との勝負に勝てず、体力を失っていく。イマココです。昨日のリタイアで大きなダメージを喰った私は、いつもより弱い気持ちで物事を考えるようになった。攻めなければ楽だ。でもそれじゃ次がないと考える。
直近の2年くらいでエネルギー戦略を決定し、動き始めないと間に合わない。二酸化炭素出して作ったクルマや製品、部品は海外に輸出できなくなってしまう。今後、トヨタですら海外生産拠点をドンドン増やして行く可能性大。日本から輸出できる物品が減っていくと、貿易赤字額は一段と大きくなっていく。海外で利益を上げている企業は儲かった額を日本に持ってこられ、社員に給料を払える。
輸出できない企業は、海外で利益を上げている企業のお世話をして(部品は供給できない)喰っていくしかありません。一段と格差が開いていく。されどそれを選ぶのも国民。参院選の結果を見て「今までの30年間と同じ流れがさらに続きますね」。人生まだ長い人は負け組にならないよう自分の将来をジックリ考えて欲しい。じゃないと昨日の私のように突如奈落の底に落ちてしまいます。
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