地震発生時の沖縄本島国道58号線です。やはりバイクは持っていた方がいいですよ、と強く推奨
台湾の花蓮近海で大きな地震が発生した。下の写真は沖縄と先島諸島に津波警報出た直後の国道58号線です。那覇の宮城さん撮影。津波警報を受け、海沿いから高台に逃げるクルマで大渋滞し、ほとんど動かなくなったという。こういった情報、とっても重要なのにTVでもSNSでもあまり流れてこない。読者諸兄はどう思うだろうか? 私なら「やっぱバイクですね!」。
東日本大震災の時、東京都内は大渋滞した。津波でなく帰宅や帰社のための移動です。まぁ時間掛かっても命の問題ではない。されど津波からの避難は逃げ遅れたらオシマイだ。上の写真にも歩いて逃げようとしている人が少なからず写ってます。こんな時、バイクさえあれば簡単に逃げられる。地震や津波に代表される自然災害を受けた後、バイク持ってたら本当に助かる。
その場合、バイクは小さい方がいい。大きいと交通ストレスになるし、道が悪ければ通行出来ない。125ccくらい(車重100kg程度)のバイクにパンクしにくいタイヤを履かせておけばバッチリだ。理想を言えば『クロスカブ』。標準でオフロードタイヤを履いており2人乗りが出来る110ccだと36万3千円。50ccモデルもあり30万8千円。どんな保険より頼もしい。
私は新車で9万9800円だったベトナムカブにオフロードタイヤを履かせた。悪路走ってみたが全く問題なし! 最低限の出費で済まそうとするなら、中古バイクでいいと思う。非常用としてだけでなく近所の買い物用としても絶大な威力を発揮する。もし2輪免許を持っていなければ、バイクを先に買うことをすすめておく。さすれば自然と免許取りに行くことでしょう。
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いわゆるフル電動自転車(原付き)や電動アシスト自転車もいいかもしれませんね。
20kg前後と持って移動も可能で、電気がなくなっても自転車として使える。
瞬発力が必要な初期避難なら十分な航続距離で、電気があればとりあえず充電も可能。
案外万能に使えそうです。
いつも楽しみに拝読しております。
災害時のバイクで少し話は飛躍しますが、ご高承の通り台湾では電動バイクのGogoroが多数のバッテリーステーション網をバーチャルパワープラント(VPP)としてグリッドに供給しています。
このVPPが始まってから最初の大規模災害なので、今回の地震でどのように運用されたか等も注目したいと思います。