大山鳴動。走行課税は当面見送りか?
あかんな! TVや新聞、週刊誌などメディアのちいママ級が30歳台中盤~40歳台中盤のクルマ嫌い年齢層になってきた。その上の世代も都市部の大手メディアはそもそもクルマ嫌いが多い。この2つが出会えば少しでもネガティブなニュースあると「そらみたことか! クルマなんかロクでもない!」とばかり、嬉々として取り上げる。楽しい話題など”ほぼ”取り上げないです。
たまたま最近TVや新聞などの取材を何回か受け、実感した次第。はたまた自動車メーカーの中にもこの世代はいる。あえてメーカーは挙げないが、自動車雑誌など見向きもしなかったり、クルマ好きが買う車種であってもクルマの説明は二の次。有名人を使おうとします。キャラでクルマ買ってくれるの、せいぜい軽自動車まで。高額車ほどそんな軽薄なユーザーは居ないと思う。
一方、若い世代のクルマ好きが少しずつ育ってきた。最近はメディアから取材を受ける際、必ず聞き手がどんな世代か聞く。クルマ嫌い世代とそれ以外の世代を分けて説明しないと、まともなアウトプットになりません。若い層はキチンと話が通じますね、と思うことが増えてきた。クルマ嫌い層が上層部になっていく10年後までに若手を強化しないと一段と悪いニュースだらけになる。
自動車税の改訂が発表されたけれど、走行課税の話はどうなったのか? とりあえず今回は盛り込まれていない。高額なガソリン租税が走行課税だと認識したとも思えぬ。遠からず電気自動車やPHVと言ったガソリン使わないクルマに対する課税を打ち出してくることだろう。また、自工会が「自動車税の軽減を!」と言っていたが、プリウスで2500円安くなるだけ。
まぁ最初の一歩ということかもしれません。私としちゃ走行課税の見送りの方が大きいと思っている。これを自工会で考え直させたのであれば、自動車税の減税より1万倍くらい評価出来ます。走行課税などやったらプリウスだと2500円なんてレベルじゃない。その10倍くらいの負担増になってしまう。前に進むより防戦出来たことを評価して時代になると思う。
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