幼稚園バスの痛ましい事故防止策、まずは窓ガラスのラッピング禁止から始めたい!
幼稚園バスの痛ましい事故、しっかりした再発防止策を講じるしか無い。つまり昨年7月に福岡県で発生した同様の事故の反省と対策が出来ていなかった、ということになる。国交省も文科省も能なし、ということです。ちなみに対応策を見たけれど、全てヒューマンエラーが起きる可能性を残す。おそらく危機管理の専門家は一人も入っていない(入っていたとしたら能なし)。
団体旅行はバスに乗った時の人数確認が基本中の基本。上司から相当厳しく指導されるという。添乗員2人居たらダブルチェックするほど。されどミスは起きる。実際、グループでアメリカに行った際、夕食場所からホテルに戻るバスの中で入眠。気がついたら高速道路を走っており、周囲に誰もおらず。深い眠りならバスのデポでした。私の話です。真冬や真夏なら辛かったと思う。
子供の出欠確認なんか保護者が常時携帯端末のチェックをしているワケない。さらに一旦欠席だと思い込んでしまったら、人間って注意の対象から外してしまう。以前、自動車メーカーの工場長を経験した方と自衛隊の観艦式を見に行き、安全についての考え方をレクチャーしてもらった。下にリンクをしておくので御一読ください。園児、朝イチで「欠席」と思われたらそのまんまです。
ホンキでこの手の事故を防止する気があるのなら昨年の事故を受け、すぐアメリカのスクールバスのように「最後はだれかが車内最後尾にある確認ボタンを押してからエンジン止めないとコーション出るようなセキュリティ」を義務化するなど動けばよかった。車外から車内の様子が見えない窓ガラスのラッピングなんか論外! まず日本中の通園通学バスのラッピングを取ろう。
後部非常口のあたりにボタンを設置
いずれにしろ車内の置き去り事案は死亡事故にならないケースを含め皆さんが考えているよりずっと多いという。私ですら経験ある(某メーカーの海外取材会。ホテルに着いても私が居ないことに誰も気付かなかった。業界ではまぁまぁ有名な話)。だからこそ海外は実効性のある置き去り対策をしている。今回こそ抜本的かつ有効な事故防止策を作って欲しい。
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いたずら防止の車外センサーを室内向けに利用できないものでしょうか?室内で動くものにだけ反応するというもの。動くものに反応したらクラクションやヘッドライトなどありったけ鳴らしまくる。そうすると園内だけでなくいろんな人に気づいてもらえる可能性が高いと思います。
保護者側からは運営側がちゃんと対策、管理しているかなかなか見えずらいと思います。自衛策として子供に閉じ込められたらホーンをひたすら鳴らす、ということを教育しておけば幼稚園だけならず自宅や友人の車などの場合も応用できると思います。
賛成です。車のクラクションはキーを抜いていても鳴らせますし操作も簡単なので、一度迷惑にならないところで練習して、’何かあったらこれを押す’と教える必要があるのではないでしょうか。大人がシステムを整えるのを悠長に待っていては間に合いません。
今や子供には’大人を信じてはいけない’と教えなければならなくなってしまいました。
横断歩道を渡る時も、手を挙げるだけでなく、必ずドライバの目を見て、相手の視線が自分を向いてから渡る(前を見ていないドライバがたくさんいる)と教える必要があります。悲しい時代ですね。
乗るときは人数確認だけど
降りるときは人数確認より
降ろしたあと
後部座席に残ってないか確認
だけです
子供を乗せる車両は(少なくとも昼間は)ドアロックしないようにすればよい。
盗難・いたずらのリスクより子供の命が大切。
以前遭難した知床観光船会社の社長と今回の幼稚園の理事長は、考え方や人となりが、非常に似ていると思います。
特に今回は、子どもが乗るバスなのに窓をラッピングで塞いだり、自分が運転したのに他人事のように答えたり。もう人として怖すぎます、ホントに。
きっとこれまではロクでなし理事長の元、社員やスタッフの皆さんが、子どもたちのために懸命に現場を支えてきたんだと感じました。
自衛策としては送迎バスを利用しないで親御さんが園まで送るしかないのでしょうか?
保護者が子供の名前を書いたカードを直接運転者に渡すとか。
ヒューマンエラーの可能性が有る限りは子供を乗せたくないですね。
防犯装置のシステムを拡張して車内人感センサー
で取り残し警報するというシステムもあるというのを
ニュースでやっていましたね。
人員確認は昔の兵隊さんがやっていた
「整列!!、番号!1.2.3.4・・・!!」
っていうのがローテクながら
一番確実なのかもしれません。