急激に石油関連製品が入手難となってきました

停戦、やはりイスラエルが一方的に破った。そもそもイランに対する攻撃を止める気など無い。というか、イスラエルはパレスチナやイラン、レバノンで普通に暮らしている多くの罪の無い市民を殺戮した。怒りを買っていることを100%認識していると思う。このままイランの体力を残したまま攻撃を終えたなら激しい仕返しが待っている。実際黙っていないだろう。

イスラエルとアメリカは兄弟みたいな関係。アメリカの富裕層にユダヤ系の人がたくさん居ますから。トランプ大統領の娘婿のクシュナー氏はユダヤ人で、当然ながら娘(イヴァンカさん)もユダヤ教に改宗済み。イスラエルを止めることが出来るだろうか? イランにしてみればイスラエルと一心同体の米軍を駐留させているアラブ諸国も面白くない。だから基地や油井を攻撃する。

イスラエルが殺戮を止めない限りイランだって黙っていない。そしてイスラエルは手負いのイランが怖くて仕方が無い。そんなことから今後どういう展開になるか予想出来ない。簡単に終わらないだろうことだけ何となく解るのみ。おそらく最短で2ヶ月は中東からの原油輸入が出来ないと思うべきかと。サウジアラビアから紅海へのパイプラインも攻撃の対象になった。

我が政府と言えば、口先で「備蓄もあるので年明けまで問題ない」。だったらどうして元売り直売ではない軽油や灯油の入手が困難になってきているのか? 早くも漁船用や輸送用の軽油調達に苦労している状況。一段と厳しいのは燃料油よりナフサに代表される石油由来の原料だ。すでに塗装業界で使われるシンナーが消えつつある。シンナー無しじゃ塗装など出来ないです。

250日とも言われていた備蓄は燃料油分だけのようだ。それすら実際に使える原油の量でいえば半分程度とも言われている。だからこそ軽油や灯油不足になってきた。燃料油以外の石油由来素材は備蓄の量が極めて少なく、4月中にも入手出来なくなるだろう。今後日本に入ってくるのはシンガポールで瀬取りした中東原油とテキサス原油くらい。平常時の3割も買えたら100点だ。

連休明けから政府の節約令がでなくても入手難に陥る石油由来製品が続々と出てくる可能性90%ですね。その時になって茹でガエルや井戸の中の蛙は気づく。もはや手遅れですけどね。

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3 Responses to “急激に石油関連製品が入手難となってきました”

  1. SS より:

    作家で経済企画庁長官も務めた、堺屋太一氏が1975年に発表された著書『油断!』
    NHKのTVドラマにもなりましたが、中東戦争でホルムズ海峡が封鎖され石油供給がストップした日本国が崩壊してゆく様子を経済官僚の主人公の目を通して語るフィクションです。現在の状況とリアルに重なり、50年ぶりに読み返しました。

  2. がるるぅ より:

    そもそもイランも止まってないっぽい

  3. masa より:

     わが国は何時も同じ事案で右往左往し、都度その場しのぎで何とかなって来たんで、国沢さんの言われるとおり茹でガエル状態ですねぇ…

    今回はそうは行かない様で、イスラエルがイラン隣国に無慈悲にもミサイルを撃ち込み、着弾地は軍事的には全く関係の無い住宅地、学校、犠牲者は非戦闘員の一般の大人、子供これはもう虐殺です。

    ホルムズ海峡はイラン海軍に連絡すれば航行可能と言われてますが、真偽の程は今の所不明。

    真偽の程は判りませんが、今度はトランプさんがホルムズ海峡の航行料金の支払い先をアメリカとイランで折半すると言われたらしいですよ…

    世界中は原油不足で東奔西走してるでしょうに、命に関わる医薬品関連にも原料の底が見えているし、国沢さんが言われる様に自動車以外に必要な燃料には
    補助は無し、農家や漁業、家畜
    養鶏場等書き出せばきりが無い
    ですよ…

    発電にしてもしかり、国沢さん
    が言われる様に地熱発電等はやろうと思えば、国定公園外でも
    やれる、エネルギー確保には利権がないとやらないようですねぇ…

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