日本政府、中国への渡航延期と一時帰国を呼びかけ始めた。さらに感染拡大の情報を受けた?

2月7日に「新型コロナウイルスが自動車産業に影響を与え始めるかもしれない」と書いた。残念なことにその読みは現実のものになりそうな気がしてきました。どうやら日本政府、武漢以外の渡航禁止を考え始めているようだ。なぜか? 武漢以外の地域で2月10日から徐々に企業活動も始まっている。なのに北京では300人を超える感染者を出しており、第2の武漢になる気配も出てきたらしい。

武漢以外も危険だと言うことです。今回発令された「中国に対する渡航延期や邦人への一時帰国を呼びかけ」は、渡航禁止措置を講じる可能性大きくなってきたためだと読む。自力で帰る人が多ければ武漢のような救援のためのチャーター便出す本数を減らすることが可能。実際、移動禁止となっていた武漢で邦人を空港まで連れてくるのは大変だったろう。外務省、相当頑張った!

これを中国各地でやるのは物理的に不可能。なるべく自力で帰国して欲しいし、これから中国に行くようなことは避けて欲しいということです。日本政府が勝手にこんなことを決めたらメンツを重んじる中国は怒る。中国政府からの情報を貰って出した注意喚起だと考えていい。中国内であっても恵まれた環境に居る人は帰国しなくていいだろう。ただライフラインに不安あれば帰国を。

感染症の専門家の皆さんは「すでに日本で感染が広がっている可能性を考えなくちゃならない」と言う。新型コロナ、当初予想していたより感染力強いようだ。通勤電車とかに乗っていたら、相当厳しいです。はたまた未確認ながら、春節で中国に帰国していた中国人社員が新型コロナに感染し発症した企業が出たという。今や日本の企業にも中国人の優秀な社員たくさんいる。

どんなルートで新型コロナがパンデミックするか全く予想出来ない状況になってきた。もし国内で感染者増えたら『新型インフルエンザ等対策特別措置法』を適用する可能性出てくる。なんせ酸素供給装置を使わなければならない重症者が3%くらい出ると言われてます(うち適切な治療をしないと3分の2が死亡)。人口が近い東京で武漢のようなパンデミックが起きたら、重症者3千人以上!

これは防がなくちゃならないでしょう。オリンピックのためにも前述の特別措置法を適用する。こうなるとしばらくは行動の制限を受けることになります。大きなイベントは中止または延期。通勤にも制限掛かる可能性出てくるだろう。2月下旬あたりから国内の感染者数増えてきたら、3月の予定は全面的に見直すことになると覚悟しておいた方がいいと思います。

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