日産もお買い得小型SUV『キックス』の日本発売を決定した、ようだ

フル装備グレードが174万万5千円から買えるライズとロッキーは今の我が国で最も必要とされるジャンルのクルマだと紹介した。続くのはBR-Vかエクスパンダーだと思っていたら、日産キックスきた~! 少し前に来年5月から販売することは紹介したけれど、その時点では生産工場やパワーユニットなど不明な点が多かった。すると本日、日刊工業新聞が「タイ工場製になる」。

これでパズルのピースが全て揃いましたね! 日産はタイで生産しているマーチの処遇に困っていた。三菱自動車もミラージュが失敗! 同じクラスの3気筒エンジン搭載モデルを日産と三菱自動車で作っているのはどう考えてもムダだ。おそらく統合することにしたんだろう。生産工場は三菱自動車の稼働率を高めるべく、三菱自動車タイ工場になるに違いない。すると日産の工場が空く。

キックス来年5月投入の記事へ

そこでキックスを作ろうということなんだろう。タイ工場でクルマを作り、日本で販売するというルートやノウハウはマーチで持っている。マーチをキックスに変えればいいだけ。パワーユニットだけれど、おそらく日本向けはノートと同じ3気筒1200ccのeパワーになることだろう。日産はeパワーを世界規模で販売しようと考えてるようだから、まずタイ工場で作り始める算段か?

気になるが価格だ。キックスというクルマ、現在販売している国ではヴェゼルより10万円くらい安価な設定になっている。日本でもヴェゼルより10~20万円くらい安価であれば、けっこう勝負出来そうな気がします。ガソリン車も190万円くらいから用意出来たらライズとも戦えそう。日産がどんな判断をするか興味深い。ヴェゼルと同じ価格だと小ヒット。20万円安なら大ヒットです。

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