昨今マニュアル車、始動時にクラッチ踏まなくちゃならない。認知症の症状出るとエンジン掛けられず

お盆休み中も高齢者の事故が多発した。交通事故統計でも75歳を過ぎると事故率は急増している。国はナニも手を打ってくれないため、高齢者という自覚のある諸兄はぜひとも自分で自分を制して頂きたく思う。決定的な技術は無いものの、現時点で強く推奨したいのはフルADAS(自動ブレーキを含む運転支援システム)付に乗り換える事。これで事故の多くを忌避出来る。

ただフルADAS付の車種は未だに限られるし、それなりの出費を伴う。そこで推奨したいのがマニュアル車だ。まずクラッチペダルを的確に操作できないと走り出せない。加えてマニュアル車は上の写真(ハイゼット・カーゴ)のようにアクセルペダルとブレーキペダルが離れていることが多い。これまたブレーキとアクセルの踏み間違えを防止する大きな効果を持つ。

昨今のマニュアル車にはもう一つ決定的な防止効果がある。そいつは「クラッチを踏まないとエンジンが掛からない」だ。認知症になってもクルマは運転出来る。身体が思えているからだ。30年自転車に乗ってなくたってすぐ乗れるのと同じ。けれど「始動時にクラッチを踏む」という操作は、認知症になると「運転」のプロセスに含まれなくなってしまう。当然ながら掛からない。

いわゆる「まだらに認知症が出る状況」だと、どこに行って突然症状が出てしまう。そういった時に逆走事故など起こしやすくなる。マニュアル車であれば症状出ているときはクラッチ踏まないため走り出せなくなる。これ、スンゴイ抑止効果かと。嬉しい事にマニュアル車なら走行5万km位内で車齢10年モノなら支払総額30万円くらいで買えてしまう。私もマニュアル車にしていきます。

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3 Responses to “昨今マニュアル車、始動時にクラッチ踏まなくちゃならない。認知症の症状出るとエンジン掛けられず”

  1. アミーゴ5号リボーン より:

    現在2台の軽自動車のマニュアルを保有しております。

    そのうち1台はクラッチを踏まないとエンジンがかからず、今でも忘れそうになります。体が覚えてないとの記事内容に、合点がいきました。

    認知症のリトマス試験紙(古っ)になるのですね。既に危なかったら、どうしょう。。。

  2. admiraljack より:

    お盆休み中 高齢者の事故が多いですね。
    私も古希も過ぎた立派な高齢者です。
    6月に上がりの車でランクル300導入しました。
    運転スキル確認のためS660マニュアルも併用しています。
    マニュアル車がスムーズに運転出来なくなったら免許返納
    するつもりです。

  3. まどか より:

    マニュアル免許所持しています。おもしろそうなんだけど、あんまり売ってない気がします。親にもすすめたいと思います。が、本人もマニュアルに乗りたいみたいです笑

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