来日観光客増加により正面衝突は間違いなく増えて行くと思う

岐阜県で痛ましい事故が起きた。センターラインを超えて走っていた中国観光客のレンタカーと乗用車が正面衝突し、乗用車に乗っていた2人とも亡くなっている。壊れた車両を見る限り、衝突時の速度は60km/hを超えていたと思う。2車種共64km/hオフセット衝突に対応してますから。64km/h以下なら死亡に至る可能性は高くない。おそらくノーブレーキだったことだろう。

なぜかといえば中国人観光客側は全く普通に走っていたからだと思う。問題無いと思っているからそのまんま衝突してしまう。こういったミス、海外で運転した経験のある人なら、危険度のレベルこそ違うだろうけれど経験あると思う。私もやったことあります。ドイツで走りのシーンを撮影中、駐車場でUターンしたら反対車線に入ってしまいました~。

本人は間違っていると思っていないため、ブラインドコーナーからクルマ出てきてビックリ! 瞬間にパッシングされホーンを1時間くらい鳴らされた~。スレ違う時に対向車のドライバー見たら黒沢元治師匠。以後、下を見て100回くらい「危ないヤツだ!」と言われたことは書かずとも理解して頂けると思う(泣)。ようするに誰でもやるミスだということ。

どうしたらいいか? 基本的には対向車が避けないこともあると考えながら運転するしかない。左側通行国のドライバーは、対向車来ると左にハンドル切る。されど困ったことに右側通行国のドライバーって右に切る。なんと同じ方向に避けてしまうから衝突する可能性が高い。余裕の無い状況で判断させると自分に向かってくるワケ。怪しいと思ったら、なるべく遠い距離でパッシングなど。

なかでも怖いのがバイク乗り。突っ込んで来られたらオシマイですから。外国人観光客の多い地域を走る時は最大限の注意を! もちろんゴールデンウィークに右側通行圏の国へ行き、レンタカー乗るときも同じ。危険なのは乗り始めの30分程度。助手席に座った人は、ドライバーがミスすることを考えながら文字通り「コ・ドライバー」をやって頂きたく思う。

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3 Responses to “来日観光客増加により正面衝突は間違いなく増えて行くと思う”

  1. AKIO より:

    なぜ中国人観光客が日本でレンターを運転できるのでしょうか?
    日本は、ジュネ―プ条約加盟国で
    中国は、ウィーン条約加盟国
    香港やマカオはジュネーブ条約加盟地域なので
    今回の事故も香港やマカオ在住の方なのでしょうか?
    日本人も中国本土では、国際免許を取得しても車を運転することは出来ません。
    レンタカー屋は、ちゃんと確認しているんでしょうか?
    それとも、事故ってもどうせ保険で対応するからと考えているのでしょうかね。

    • スエッコ より:

      激しく同意です。無免許なら保険も効かないのではと心配してます。金銭より命あっての物種ですが。

  2. けーじ より:

    千葉県某所に住んでいます。国際空港と伝統的観光地が至近の為、外国人の交通事故が少なくありません。
    もちろん無免許無任意保険は基本で、大体はオプションの無車検と無自賠責保険も付いています。
    日本人には気軽に職質を掛ける県警も、外国人ドライバーに免許提示を求める事は滅多に行いません。正直に書きましょう。人身事故でも無ければ免許提示を求めません。それは奴等が「逃げずにその場に止まっていた」場合に限るという、ルーレットで0や00を的中させるくらいに珍しい奇跡のような状況だけです。
    我が町の大学生の子は、「轢き逃げ」されて亡くなってますから。もちろんオプション全て付けたオーバーステイのクズにやられたんです。

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