東京ガス、燃料電池車の普及に思い切りブレーキを踏んだ! 国は看過すべきじゃないです!

昨晩のこと。WRC+の怪説をしている合間に大井センシュから電話があり「水素の価格って一律じゃないの?」。「いや1100円だと思うよ」。すると「東京ガスでやってる豊洲のスタンドで入れたら1760円だった」。ホントかと聞くと「カンバンにも出てるよ」。早速調べてみたら、ホントに1kgあたり1760円。私は「水素社会のため水素の価格は1100円にしてます」と聞いていた。

ちなみに1100円という価格、クラウンクラスのハイブリッド車と同等の燃料コストにしようと決められたと聞く。従来型MIRAIの燃費は水素1kgあたり100km。12km/Lのガソリン車と同じくらいです。しかし1kgあたり1760円になったら、8km/Lの燃費悪いクルマになってしまう。燃料電池車を買って、燃料コストがガソリン車より圧倒的に高かったら全く魅力無くなる。

東京ガスの裏切り価格を見て岩谷やエネオスなどが値上げすると、もう燃料電池車を買おうなんて人は激減するだろう。ガースー首相がカーボンフリーを訴える中、値上げで答えるなんて東京ガスのやり口って非国民の如し! MIRAIオーナーは東京ガスの水素ステーションを絶対に使わないで欲しい。ここで水素入れる人が居たら、他も値上げを考えることだろう。

それにしても東京ガスには心底裏切られた感じ。これから水素社会を作って行こうと動き始めている中、思い切りブレーキ踏んでる。政府だってアカン! 羽田空港の200V普通充電ポート、5つしかない! 電気自動車の普及が待ったなしになっているのに、てんでヤル気無し! こういう問題こそ環境相が取り組まなくちゃならないのに、全く動かない。ダメな国になりました。

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