東京都の電気自動車補助金、日産60万円の三菱50万円。BYD45万円でヒョンデにショッパく25万円

4月28日からスタートした東京都の電気自動車補助金はなかなか興味深い。いろんな理由を付けメーカーによる差を付けているのだけれど、一番多いのが日産で60万円! 軽自動車のSAKURAでも60万円。兄弟車のeKクロスEVだと50万円になる。いや、日産はキャッシュバックという値引きも始めたため、補助金と合わせれば70万円になり、eKクロスEVとの価格差が20万円に!

私の場合、SAKURA買うと157万4千円もインセンティブ出る!

SAKURAの場合、国の補助金が57万4千円出る。東京都だと合計127万4千円のインセンティブということになります。さらに太陽光発電を採用している家庭は30万円の上乗せ。トータル157万4千円になる。SAKURA Xの乗り出し価格は268万円なので、私が買おうとしたら110万6千円だ。SAKURAでいえば東京以外の人でも中古車が安く、走行1万km未満で120万円台。

SAKURA、ガソリンスタンドが減ってきた地域や、東京都民なら絶対にお買い得だと思う。日本のユーザーって慧眼。おそらく5月は相当数のSAKURAが登録されることだろう。こうなると三菱どうする? 中身同じクルマなので、SAKURAと迷ったら値引き対応するしかあるまい。ということで、三菱ファンならSAKURAの見積もり持って三菱ディーラーに行ってみよう。

興味深いのがヒョンデ。25万円で日産より35万円少ない。284万9千円スタートのインスターの場合、国からの補助金も軽自動車のSAKURAより少ない56万2千円である。東京都であればSAKURAより37万2千円も少ない81万2千円ということになる。まぁこのくらいの「非関税障壁」は仕方ないか? 不思議なのがBYDの補助金。国は35万円でヒョンデより21万2千円少ない。

国の評価基準だと「BYDよりヒョンデ」なのだった。東京は逆。このあたり、中国や韓国から突っ込まれないんだろうか? そんなこと私には関係ないですが(笑)

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3 Responses to “東京都の電気自動車補助金、日産60万円の三菱50万円。BYD45万円でヒョンデにショッパく25万円”

  1. スカイラインを降りた者 より:

    中国は、これから東京都議会議員に、ハニートラップを仕掛けるんでしょうか!

  2. KUMA より:

    気になったので、令和6年度→令和7年度の東京都補助金の変化を調べてみました。
    (欧州車は給電できないものあるので、+10万円の上乗せ額は省いてます)
    トヨタ :55万円→55万円 給電有の場合
    日産  :55万円→60万円 給電有の場合
    ホンダ :45万円?→50万円 給電有の場合
    テスラ :55万円→50万円 給電有の場合
    VW  :55万円→40万円
    プジョー:45万円→45万円
    ポルシェ:50万円→20万円
    ボルボ::50万円→20万円
    ヒョンデ:45万円→25万円 給電有の場合

    日産だけ特別なのは、経済的支援の面もあるのでしょうか?ただ、サクラを考えると新古車で大幅値下げされているので、手続きのめんどくさい補助金を使わない選択肢もありますね。(かつ、AC給電ができないのもマイナスポイント・・・)
    ポルシェやボルボのような高級車には厳しめですね。ヒョンデが大幅に下がったのは、昨年、大絶賛されたIONIC5Nが売れて、企業枠を使い切ってしまったのでしょうか?w
    高級車の補助金減額を考えると、令和8年の補助金は厳しそうですね。トヨタもレクサス・クラウン系PHEVも売れ行き良さそうなので、メーカー別の補助金から、車両価格別の補助金になりそうな気がします。

    個人的には、国沢さんがやっているN-VAN:eだんきち号が最有力候補ですが、n-one:eも待ちたいところ。発表時期、納車時期が気になる次第です。

  3. KUMA より:

    下記忘れました。
    東京都在住で、クラウンPHEV、アルファード/ベルファイヤPHEV、レクサスPHEVを狙っている方は、今年度が最後の補助金チャンスになるかもしれませんよ!

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