殿ご乱心か! 高橋尚子さんがスズキ自動車の社外取締役とな!
いやいや驚きました。高橋尚子さんがどうということではなく、クルマについての見識という点でいかがなものだろうか? もしかしたら鈴木俊宏さんが信頼しているコンサルから進められたのかもしれないけれど、これくらいお飾り的な社外取締役、少なくとも自動車業界じゃ聞いたことも無い! 何が問題か? 取締役会は会社の方向性を決める重要な位置づけ。
日産の井原社外取締役など、日産本体について様々なリクエストを出している。様々なルートで話を聞くと、日産の取締役会でクルマを知っているのは井原さんくらいらしい。グプタさんに文句言えるのも井原さんだけ。逆に井原さんが抜けたら日産どうなっちゃうのかと心配になるほど。翻って高橋尚子さんを考えると、おそらく多数決になったら反対はしないと思う。
自動車ビジネスに精通していなければ、判断しようもない。つまり居ても居なくてもスズキの経営方針は変わらないということです。こう言うのって意味あるんだろうか? 話題性だけだし、それすら「何を考えているんだ?」と批判されると考えます。せめてもの救いはトヨタが副社長を送り込んだこと。これで間違った判断はしなくなると思います。
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高橋尚子さんの就任は驚きを持って迎えられたようです。
スズキは、車に詳しくない人が乗る車種もあり、それで利益を出すので、ハードウェアとして車に詳しい人はもういいんじゃないかと、思います。
環境、性能、安全性など、その辺は会社の外から誰かがいちいち言わなくても何とかなることが理想かと。
まあ、ワゴンRスマイルなんて車じゃねえ‼️なんて人には、わからない部分でしょうかね。
とはいうもののですよ、
何しろガーシーなるチクリ野郎が、国会議員に選ばれるお国柄ですからね。
米国だって、カジノのトランプが大統領になったし。
それならですよ、
Qちゃん(高橋さん)が、スズキの重役になってもいいかな、なんて。
国には税金とか国債とかの打出の小槌があるけど、メーカーにはそんなものはない訳で、全て自己責任ですからね。
たしかに奇妙な人事ですね。バイクの話しですが、モータースポーツから撤退する一方で、元スポーツ選手を起用するとは。
それとも、レース活動の中止に代表されるような会社の方針をより強固なものとするために、これまで車文化と縁がない人を起用したのでしょうか。
これからマラソン部でも創設するつもりなのかしらと妄想しています。
トヨタやホンダ、スバルなんかは実業団駅伝でも盛り上がっているし。
女子だと意外とダイハツが強かったり。
ダイハツと駅伝で張り合いたいのかもしれません。
まあ冗談はさておいて。
トヨタから代表取締役副社長を迎えたのが本命で高橋さんは弾除けなんだろうなというのが個人的な見立てです。
子会社でもないスズキにトヨタが代表取締役を送り込むなんて前例がないんじゃないかと思いますが、それだけ社長だけじゃ危ういのかも。
日本が滅びるなんて発言しちゃうくらいだから社長はインドに移住していただいて、国内は副社長が全権で経営…なんてことあるのでしょうか?
書いてるそばから自分でも疑わしいと思います。(笑)
逆にまったく車に詳しくない人の意見、素人目線が必要なのだ、と考えたのかも。…てのが、最大限の擁護か。
もちろん彼女自身の成果ではあるが、金回りも人脈もある人がスズキのエンドユーザー層の目線を持ちうるのか、というとそれまた甚だ疑問なのだが。
…ウチは畑違いの人も経営陣に入っていますよーというアピールなのか。それとも、ナオコ・タカハーシーの名は、我々が思っている以上に世界市場に効くネームバリューを持つのか。…持株会社でもつかった大株主、だったりして…。