知りたい情報
予算さえあれば行いたいテストがたくさんある。例えばスタッドレスタイヤの性能。現状だとナニが良いのか全く解らない。昨日もカー用品屋さんを覗いて見たけれど、全く判断基準無し。お客さんはどれを選んでいいか解らないだろう。されど純粋に比較しようとすれば買ってテストしなければならず、なかなか難しい状況。
また、今やECOタイヤが高い評価を得ている時代なのに、スタッドレスタイヤの転がり性能は全く話題に上がらない。12月〜3月までスタッドレスタイヤを履
くとすれば、3分の1の走行距離がスタッドレスタイヤということ。先日ヨコハマの技術者に聞いてみたら「スタッドレスタイヤの転がり性能は大きく違います」。
アイスバーンでの停止距離も「どのくらい違うのか」すら解らない。これまたBSの技術者に聞いたら「高く評価されているブランドなのに、夏タイヤに近い制動性能しかないスタッドレスタイヤがあります」。いずれにしろテストしたら明確になること。本来、そういった情報を提供することが
私の役割だ。出来ないのが悔しい。
幸い、先日タイでラリーに出場するためにカンパして頂いた予算が5万円ほど余った。こいつで最初のテス
トをしてみようと思う。テーマは省燃費エンジン比較。マツダのスカイアクティブG+フルロックアップATと、VWのTSI+DSGはどちらが燃費いいのだろうか? 厳密に行われたテストを見たことがありません。
一度同じ条件のまま残量10%以下になるまで走り、満タン法で燃費計を補正。そいつをベースとし渋滞。高速巡航。流れの良い道路など様々な状況で燃費を比べる予定。果たして小排気量ターボと、ポンピングロスを減らした高圧縮比エンジン、どちらが有利なんだろうか? 大いに気になるところでございます。
スタッドレスタイヤも購入してテスト出来たらどんなに役立つことだろう。可能な限り安く購入し、使ったタイヤを読者の方に買っていただければ予算もあまり掛からないと考える。その際、Webの協力金を募ることになるかもしれない。ただ「お金を払った人だけに情報を出す」というのは私の流儀じゃないです。
このあたりが大きなジレンマになっている。何か良い解決策があるだろうか? 良い情報を流すことこそメディアの使命。でも資金無しじゃナニも出来ません。
・ECOカーアジアは「スズキ、自立へ」
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雪の条件は新潟県でも下越や山岳部ではちがって来ます、体感的には寒い方が効きがよ行き貸せます。
新潟市近辺のぐしゃぐしゃの雪は始末が悪いです。
もし、タイヤテストをするのであれば車種とタイやサイズはいくつのを使用するつもりですか?、私はこれからスタッドレスを買おうと思っているのですが、サイズは165/70R13もしくは155/65R14です、表面の皮むきも必要だと思うので、テスト用のタイやサイズと車(オフセットとPCD)が判れば協力出来る方もいらっしゃるんではないでしょうか?、テストを新潟近辺か会津近辺でやられるようでしたら伺えると思います。
有益な情報ならば、お金を出すことをいとわないと考えます。
有料専用サイトと無料サイトをつくり、同じ情報を違うタイミング(2週間遅れ程度の掲載等)で公開するのはいかがでしょう?
お金のかかる情報以外は同時掲載で構わないと思います。
有料サイトに加入の差別化については購入価格の記載や、安価に買う方法、テスト済みアイテムの安価売却抽選という事でもあれば良いかと思います。
無料サイトにその日アップする予定のテスト等の内容を記載していけば、徐々に有料サイトを利用する方も増えていくのではないでしょうか?
WEBは、従来どおりあまねく無料が良いと思います。
独自企画は、例えば毎月とか四半期毎に企画を立てて、事前に募金を募ってはどうでしょうか?
募金した人は、テストに参加できるとか、動画を見れるとかして。
つまり読者は、興味のある企画にお金を出し、いっしょにテストを手伝い、知りたいことを深く知るという仕組みです。
もちろん国沢さんも、幾ばくかのフィーをとるべきだと思います。
つまらなければ廃れるし、面白ければ続きます。
読者の善意と興味が頼りの、はなはだ危うい仕組みかもしれませんが、クルマ好きが集うkunirawa.netらしいかと。
でも集金の仕組みと読者対応が、これまた大変かしら。
スタッドレスタイヤと4WD設定の車のインプレや燃費など、どこも取り上げてくれませんね。
ですから車買うときはレンタカー借りたりなど結構苦労します。
結局自分で試して買うしかないんですよね。
ちなみに私は11月〜GW明けまでスタッドレス使うので2年で寿命です。
メーカーはヨコハマやミシュランなども試しましたが結局BS使ってます。
いわゆるメーカ(製造者)の広告は将来なくなるのではないかと思っています。
実際最近はもの(主に家電やカメラですが)を買う時にメーカの広告がきっかけになることはほとんどありません。
新製品の情報は情報サイトで入手します。そこで気になった商品についてはしばらく経ってからカカクコムの口コミやAmazonのレビューをチェック。更に興味が湧けばgoogleで商品レビューをしている人のblogを詳細に検討。それからメーカサイトに行ってスペックを最終確認して、更に価格比較サイトで安値と値動きをチェックして購入。こんな感じです。
でもタイヤのように評価に専門性が求められるもの、価格的に個人で比較の難しいものに関してはそんな状況はまだ望むべくもなく、このような状況の中、国沢さんのやろうとしていらっしゃることにはとても大きな意味があると思います。
ただ、使ったタイヤを販売して費用を捻出すると言っても、評価の高かったものは良いとしても、優れていなかったものは余程赤字を出さないと販売は難しいでしょう。
情報が有料でも大丈夫と言っている方でも、その情報が千円の桁以上になってしまったらどうでしょうか。
逆に数百円という金額では余程多くの顧客を集めないと成り立ちません。将来的に増えることを期待して低価格でスタートするのはかなりのリスクを伴います。
自動車ニュース&コラムという北田 貴裕さんという方が個人でやっていらっしゃるメールマガジンがあり購読しているのですが、タイムリーなことに同じ日、その中の日替わりコラムで、中前 正行さんという方が同じような着目点の記事を書いていらっしゃいました。
http://zinico.blog111.fc2.com/blog-entry-257.html
(日替わりコラム'タイヤの公正なテスト結果が知りたい'は最後)
テスト対象となるタイヤを購入、装着したユーザに集まってもらい、それにテスタが試乗して評価する、というものです。
車種やコンディションが違って条件が統一されない部分は、テスタの能力でうまく情報を調整して、と言うのが確かに大きな問題ではありますが、車を提供したユーザに納得できる見返りを提供できるのならば、現状では最も実現可能性が高いアイデアではないかと思います。
自動車評論家の中にも同じようなことを考え、感じていらっしゃる方はもっといらっしゃるのではないでしょうか。
もし、複数のテスタ(評論家)が合同でそのようなテストを実施してくだされば、それはユーザ、評論家双方に大きなメリットがあると考えます。
ユーザにとっては、多彩な評価が得られることによって、より正確な判断が可能となるでしょうし、評論家サイドにとっても、スポンサが絡まない状況でのレポートで、自分の能力の高さをアピールすることが出来るのではないでしょうか。
若手の登竜門にも、また能力の伴わない名前だけの評論家の判断にも役立ちます。
そのようなレポートを集めたサイトはだんだんと注目されるようになるでしょうから、先々は広告も期待できると思います。(製造業者のではなく販売業者の広告。タイヤには付随作業が多いので広告の余地有り。)更にそれらの販売業者に対する口コミ(これは一般の人で評価可能ですね)が集まって、自動車に関する評論家、ユーザの一大合同サイトとかが出来たら素晴らしいでしょうね。
そうなればタイヤを購入したテストも実現できるようになるかもしれませんし、製品に自信のあるメーカは提供を申し出てくるかもしれません。(民間企業はマスメディアよりも費用対効果が大きいと見れば戦略を切り替えてくるでしょう。)
最後は少し夢を語ってしまったかもしれませんが、このテーマは間違いなくとても大きな問題ですので、日記の中に埋もれていくのではなく、継続的に多くの人が意見を交換出来るような形に出来ると良いのではないかと思っています。
個人的な話ですが北海道のにいる弟に会いにトーヨーのスタッドレスでいってきました。インサイトです。向こうは、みんなほとんど見かけた乗用車は4WDでした。2駆のインサイトでニセコにいったんですが、帰ってこれたので最近のスタッドレスはよくできてんだなと思いました。後から地元の人に、かなり無謀と言われましたが、まさかあそこまでの雪とは思ってなかったので…なめてました…。運がよかったです。でもタイヤのおかげだとも思いました。トーヨータイヤのスタッドレスなかなかいいですよ。
本の自炊を請け負う業者が訴えられたが、ネットに分散を心配し収入減なら創作活動に支障があるらしい。既存の本類が何等かの理由でタイヤテストが無理なら有料での記事も読者の利益になると思う。