石油元売り史上最高益! お母さん、あの補助金、どこに行っちゃってるんでしょうか?

萩生田大臣の下、経産省は素晴らし過ぎる仕事をしている。まず「石油元売り大儲け」の件。現在、リッターあたり36円70銭という凄い額の補助金を出している。それで全国平均価格は169円80銭という。補助金無しだと206円50銭になる計算。一方、ガソリンの卸価格を先物相場から推定すると、1月中旬で75円前後。直近は85円。リッターあたり25円程度がどこかに消えている。

おそらく25円くらい中抜きされていると思う

興味深いのが石油元売りの株価。エネオスは5月の連休後に急騰! エネオス、出光、コスモというビック3全てが過去最高益を上げている。ガソリンスタンドの収益は厳しいと聞くものの元売り大笑い状態。と言う状況を見ると25円の行き先が何となく想像出来るんじゃなかろうか。おそらく2022年度の決算もスンゴイことになると思う。税金からピンハネされてるのに皆さん怒らない。

「次の冬に電力需給状況が逼迫するから覚悟しろ」というリリースを出したのも経産省。こうなることは何年も前から解っていた。なのに経産省ってホンキで大半の原発を再稼働させられると思っていたらい。穿った見方をすると、電力不足にさせておいて原発の稼働を目論んた? 何度も書いてきたように今や原発はアメリカが手を引いたため、強引に稼働させられという状況じゃなくなった。

風力は後手後手。有望な地熱も着手せず。太陽光発電についちゃ原発を稼働させるため普及にブレーキ踏んでいる。経産省の目論見は雪隠だ。そんな状態で二酸化炭素排出量を2030年に2103年比46%減にしなければならないのだから恐れ入谷の鬼子母神。国際公約を守らなければ日本で作ったモノに対し欧米が輸入制限を掛ける可能性大きい。どうするんだろう?

種々の税金は”みかじめ料”だと思って諦めるしか無い。とりあえず自分の身は自分で守るしかあるまい。停電に備え、バックアップ電源を確保(上の電源は停電時、自動的に切り替わります)。はたまた戸建てなら太陽光発電を導入して電力の使用制限掛かった時も普通に過ごせるようにしたい。クルマだってセカンドカーは電気自動車にして、エネルギーの自給自足を計るべし。

プーチンを選んだロシア人と同じく、我が国の為政者を選んだのは国民なのでモンク言っても仕方ない。そもそも誰も怒ってない。いや、TVなどのメディアを見ると黒田総裁の「物価高を容認」などに対し怒ったフリをしているだけ。な~んも変わらないし動かないです。多くの国民が喰うに困ってホンキで怒り出すまで為政者に期待しちゃアカンと思う。自力で楽しい日々を創りましょう。

<おすすめ記事>

コメントを残す

このページの先頭へ