自動車業界には少しだけ朗報! 自動車関税、12.5%+従来からの2.5%で15%になるようだ
11時45分 どうやらアメリカ生産のクルマを日本に輸入する時の条件が緩和されるようだ。現在、アメリカのFMVSS基準だと排気ガス規制の再チェックが必要ながら不要になる? その他、騒音規制や灯火(赤いウインカーは日本で認可されない)、電波規制なども緩和される方向らしい。右側通行の合わせたヘッドライトの光軸を除き、意味の無い規制だったので当然かと。
9時40分 日本からの輸出品に対するアメリカ側の関税が15%でまとまった、らしい。随時更新していくけれど、どうやら自動車関税は12.5%+従来から存在する2.5%で、これまた15%になるという。27.5%から15%になる見返りは、アメリカ工場の増産だと思われる。トヨタを筆頭に、ホンダやスバルが積極的な工場拡大を具申していたようだ。
15%という関税率はどうか? 2021年以前に開発&輸出を開始したモデルであれば、何ら問題なし。当時の為替レートは1ドル=110円。トヨタとスバルでいえば、そいつに15%を上乗せされたって十分に利益を確保出来る。ホンダは日本からの輸出がほとんどないから関係なし(むしろカナダとメキシコの関税が重要)。日産も日本からの輸出についちゃ影響小。
マツダは厳しい。ただ27.5%から15%になったことで真っ暗だったトンネルの先が明るくなってきたような気がする。とはいえマツダもアメリカ生産を拡大するという宿題付きだと思う。投資しなければならず、同時に国内の過剰設備を減らす必要がある。これはスバルにも言えること。協力企業を含め、地元に与える影響大。トヨタについていえば、国内への供給を増やせます。
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冷静に考えると、12.5%という大きな関税が上乗せですから、素直には喜べません。
今後は、各国のメーカーが米国で工場を立ち上げますが、移民を迫害するトランプ政権下ではエッセンシャルワーカー不足が顕在化してくると思います。
まあトランプのことだから、人類史上最も画期的な移民制度を作って、人を呼び込むのでしょう。きっと。
それにつけてもアカザーは、米国と何のディールをしたのやら。イシバーを延命させるために、足元を見られてろくでもない契約をしていなければ良いのですが。。。
てか、してるよね。きっと。。。
思い起こせば、ドアミラーは危険!と言い張って、最後までフェンダーミラーに固執した国交省です。
こういうくっだらないルールは、ドシドシ廃止して欲しい。でもアメ車はどうやっても増えないと思うので、日本メーカーが米国仕様を逆輸入して、新風を入れて欲しいです。
ただ国交省は外力にはからっきし弱い馬さん鹿さんだから、自動運転とか何でもOKにしちゃいそう。
ここは日本のメディアに、何とかに付ける薬の役割を期待します。
まずは、朗報ですね。
ただ、これが25%→35%→25%→12.5%が、石破・赤沢の交渉の結果なのか、トランプの演出だったのかは見極めたいところですね。ただ、こんな演出やっちゃいけません。普通ならば、その国の信用を失ってしまいます。
アメリカは消費の国なので、アメリカに工場建てるだけではなく、もっとアメリカ国民を喜ばせるような事を。これからも日本メーカーは考えていかないといけませんね。