自動車業界のギアが変わる! 置いて行かれる人も必ず出てくる。チャットGPTでメディアも大混乱

自動車業界が変わりつつある。というか変わらないと生き延びることはできないと思う。箱根駅伝の解説で「ギアを変える」などとワケワカランことを言うけれど、イメージとしちゃおそらく自動車業界もギアを変えなくちゃならないかもしれません。実際、関係者に話を聞くと、飛び出してたくてもブレーキ掛けられていた社員がたくたん居る。そういった人達が飛び出しそうな状況。

サーキットはポジティブな皆さんばかり

となると「置いて行かれる人」が必ず出てくる。今まで「無事コレ名馬」と考え仕事してきた人は、完全に取り残されます。存在感が無くなる。これ、メーカーだけじゃなくメディアも同じ。タイした記事を作ってなくても生き延びていたような皆さんは、チャットGTPの導入で不要になる。プレスリリースに手を加えたような文章にお金払う人なんかいないです、きっと。

ここまで読んで「チャットGPTだろ!」と突っ込みたくなる文章を書くのが味--とは言わないけれど、アグレッシブかつ個性的な文章&内容を追求しなければならない。理解できている人は理解できていると思うけれど、チャットGPTってどえらいモンです。多くの専門職種が不要になる可能性を持つ。もっといえば、書類仕事をしている人は大半が不要になると覚悟した方がいい。

メディアを含む自動車業界は改革の進行で突如走る速度が上がると思う。そいつについていければ問題無し! すでに走り出しているトヨタを見ると変革開始当初足を引っ張って居た人が居づらくなっており、脱落。ここ2年くらい社内の雰囲気は大きく変わりつつある。同じことが、マツダとスバル、ダイハツ、メディアで始まると考えます。ホンダと日産は読めないですけど。

となると大きな問題になるのが「追いつけない人」だ。「置いて行かれた人」と言い換えてもいい。お祭りが始まっているのに仲間に入れないのって辛いことです。頑張ってお祭りに参加すればいいのだけれど、そういったことが苦手な人だっている。特に今まで「無事コレ名馬」路線でそれなりに仕事できていた人は強い喪失感を味わうことになるだろう。見捨てればいいか?

戦争では敵を殺すよりけが人をたくさん出すことを考えるという。けが人を助けるため、戦力をフルに使えないからだ。企業だって同じ。追いつけない人を出してしまうと様々な問題が出てくる。こういった人達も「けが人」にせず、しっかり希望を持って働けるようなことを考えなくてはならない。杓子定規こそ最重要な仕事もある。いずれにしろ大改革が始まります!

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3 Responses to “自動車業界のギアが変わる! 置いて行かれる人も必ず出てくる。チャットGPTでメディアも大混乱”

  1. アミーゴ5号 より:

    チャットGPT、いいですね。

    要は、ネット情報で記事やレポートを書く人が不要になるということと理解しています。

    言っちゃあなんですが、ネットではオリジナルの一次情報は実は少数派で、上っ面の受け売りや妙ちくりんな解釈で加工した二次情報ばかり。

    そんな二次情報の作成は、AIに任せましょう。人はリア充に回帰して、現地現物に行って事実の取材に力を注げば良い。

    個人的に国沢さんのブログが素晴らしいと思うのは、実体験に基づくオリジナル情報だからです。ひょっとしたら、チャット何とかで押し出された人達が、国沢さんのライバルになるかもしれませんゾ。

    もっともそうならない方に、1億ペリカ掛けてもいいですけどネ。

  2. z151 サンバー愛好者 より:

    チャットGTPって「ああGTプロトタイプか、GR・TS010とかアストンマーチンヴァルキリーとか?」とボケそうになりました。(笑)
    チャットGPT英語がネイティブじゃないと一部使いづらい面も今はありますが、どんどん改良されそうです。
    一義的にはウィキペディアやグーグル先生がまず被害を受けそうですが、チャットGPTには「才能」もあるみたいなので、うまく付き合うと「最高にウマの合う友人」にもなり得る可能性もあります。
    こんな感じの小説を読みたい、とかこんな感じの音楽を聴きたいというリクエストにもオリジナル創作で答えることも可能だとか。
    常温核融合の可能性を探るとか、e-fuelの最も生産性の高い分子構造とかその触媒候補とか一緒に探してくれると思います。
    腹の探り合いとか忖度とか関係ないので、そんなチャットGPT君に原子力発電ってどうなの?とか聞いてみたいです。(笑)

  3. ツナミ より:

    専門知識を要する分野はAIには食われることはないと思っていましたが、そうではなくなる可能性もあるってことですかね。

    たしかに、将来はAIに「幅広い世代に受ける車のデザインを考えて」みたいなことをきいて、製品開発をするようになるのかもしれませんが、最終的には人の力の方を信じたいというか、そうでないと仕事がなくなっちゃいますからね。

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