首都高「106カ所の出入り口にカメラを付け監視してる」。役に立たないシステムにお金払ったってことです

首都高で外国人の自転車と乗用車と衝突して死亡した事故の件、首都高の定例会見で前田信弘社長がコメントを出した。まとめると「106か所の出入口にカメラで誤進入者を感知する立ち入り禁止システムが付いており今回も作動。パトロールカーを急行させ、道路情報板で一般車へ向け誤進入車両への注意喚起も行った」という。一生懸命やってますよ、キリッ! という主張らしい。

今回の事故、第3京浜から首都高に繋がるあたりの三ッ沢入口から首都高へ入り横浜駅方面へ走行。250mくらい進んだ本線料金所を自転車キコキコ漕いで通過。さらに1600mくらい進み横羽線と交わる金港JCTで衝突している。有能な装置があり緊急作動するのなら侵入時点で本線料金所の警報を鳴らし、止めればいい。でも自転車に乗ってスルーした。おそらく警報は間に合っていない。

さらに一般車両に誤侵入の注意喚起したというけれど、本線に入ってから1800m以上(30km/hとして4分)走っている。これだけ時間あれば当該車線を走っている車両に注意喚起をするは十分可能だ。サーキットのようなイエローの激しいフラッシングと同時に「この先歩行者!」「この先自転車!」「この先逆走車!」などのサブ表示をすればいいだけ。首都高の注意喚起、どんなの?

いずれにしろ「事故を無くす!」という目標でなく「やってますよ」というポーズでしかない。マイナンバーカードのように、お金だけ使って実効性無し。前田信弘社長が言う通り対策していたのなら事故は防止出来ていたハズ。航空機事故なら徹底的に原因を解明し、再発防止策を打つ。この手の事故、驚いたことに2023年度に入って2件目だという。考え方の甘さに情けなくなるばかり。

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3 Responses to “首都高「106カ所の出入り口にカメラを付け監視してる」。役に立たないシステムにお金払ったってことです”

  1. ミノルオヤジ より:

    役人もしくは、役人モドキの十八番「やってますポーズ」の典型ですね。あと「詭弁100パーセントの弁解」もよくあります。

  2. 二級人 より:

    おっしゃる通り、責任逃れの言い訳にしか聞こえません。そのシステムに効果があるなら事故は起こらなかったではありませんか。Nシステムなど犯罪捜査に効果があるもの、自らに利益のあるものはしっかり整備しておいて、下々を守るものは後回しです。犠牲者が何人出ても良くなりません。今回もおそらく何もしないでしょう。私の所属する自治会の死亡事故が起きた交差点に信号をつけてくれという要望にも行政は応えてくれません。
    話はずれますが、Nシステムに限らずスマホを持ってれば国民の移動履歴は全て記録されています(記録をオフにしない限り?)。通信はもちろん記録されています。ドイツ首相の電話がアメリカに筒抜けだったのは記憶に新しい。中国のことを心配するまでもなく日本でも個人情報は筒抜けでしょう。

  3. JUN より:

    日本の一般常識が通用しない人物(日本在住の認知症患者を含む)に対する対応を、初めから考えていないですよね。
    首都高社長の発言は、一般ドライバーとの接点が社員にほぼ皆無であることから、このような事が言えるんだと。本当は、首都高に走っている車内に乗ってるんですけれど…彼らには、車内のドライバーは見えない&聞こえない存在なんでしょう。大量に日々走っている車の動きから、ドライバーの心理が理解できない首都高社員には、道路事業を続けるセンスが掛けているとは思います。

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