REVO GZ

自動車雑誌がスタッドレスタイヤの比較を行わなくなったので、今やどのタイヤを買うべきなのかサッパリ解らなくなりつつある。そんな状況の中、BSの新製品である『REVO GZ』を試して驚いた! 一言で評すなら「スタッドレスタイヤだということがほとんど解らない乗り味」です。 

BSのスタッドレスタイヤは氷雪路でのグリップ性能の良さについちゃ従来から高い評価を得ている。一方、ドライの舗装路で走ると、スタッドレスタイヤ特有の泳ぐ感じ(ステアリング中央付近が曖昧)が出てしまう。『MZ時代』(REVOシリーズの前)から比べ、バージョン上がるために良くなってましたけど。

また、MZ時代から乾燥路を走ると「にゃ〜」とか「みゅー」系の小さくない走行音を出した。そういったBSのスタッドレスタイヤの弱点が、ほとんど無くなったのだ。走行音はほぼ気にならず、泳ぐ感じも気にならないレベルにまで到達してたりして。雪のない路面のハードブレーキこそ試していないが、データを見ると向上してる。

肝心の氷雪性能は、と言うと「良好です!」。これまたBSのデータによれば、ブラックアイスの制動距離が10%以上短くなったそうな。今や大いに気になる燃費も、レガシィGTの100km巡行で14km/L程度。高級スタッドレスタイヤだというので、実勢価格をチェックしてみたら、格別高くない。

唯一の「もしかすると?」は、乗り心地。タイヤの剛性とショックアブソーバーの特性が合わない場合、ブルブル振動出る傾向。これまでのスタッドレスタイヤと明らかに違います。ちなみに今シーズンの新製品はトーヨーの『ガリットG5』がある。機会あったらぜひとも試してみたいと思う。

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One Response to “REVO GZ”

  1. Ito より:

    Revo GZはそんなにいいですか。
    僕はBPレガシィGTにRevo1を履かせていますが、高速の安定性がレガシィらしくないくらい悪いんです…(笑)センター付近の反応もかなり悪くなるので、横風強いとけっこう気を使います。ただ、ロードノイズは車の遮音性もありますが、ほとんど気になってないです。
    氷雪路はRevo2と比べてみたら雲泥の差でしたね。Revo2は滑る感じがしないんですが、Revo1はある程度のスリップを出してしまいます。
    しかし、Revo1と言えど、滑り出してから流れ出すまでに時間があるので、おっと危なかったなあ!、済むので一度も痛い目にはあっていません。

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