2030年に46%を達成した企業は電力会社からの購入量も半分に。電力会社、窮地で大幅値上げ?

ブリヂストンで紹介した通り、表面上は大きなアピールをしていない企業も二酸化炭素排出量半減に向け努力している。現状、電力会社から電力を買っていたら46%減は不可能だろうから、おそらく2030年に向け独自で電力を確保する動きになると思う。工場の場合、稼働している昼間の電力の大半をカバーできる太陽光発電を確保するだけで半減は可能。夜間と荒天は買えばいい。

太陽光発電で作った電力は近所の工場に売ればいい

となると電力会社にとってのお得意さんを次々と失うことになる。電力消費量が半分になったら、売れる電力量も半分。工場の敷地内に再生可能エネルギーを確保されたら、電線の使用料だって取れないです。半減する可能性のある(実際はそこまで減らないと思う)電力料金で巨額の原発廃炉費用まで負担しなければならない。先日、1kWh=50円も見えたと描いたが、さらにあがる?

となった時にハズレくじを引くのは、何の準備もしていない企業と個人です。2030年までわずか6年9ヶ月! 努力している企業の多くは、2030年前に二酸化炭素排出量半減を実現する見通しだという。おそらく今年から来年に掛け、急速に再生可能エネルギーは増えていくと思う。昼間の電力不足、自然に解消していくことだろう。ただ乗り遅れた企業や個人は高い電力を買わされる。

EVモータースジャパンの電気バス

最近「タマゴが値上がりした。買えない」とか「牛丼が30円値上がりした。厳しい」みたいなニュースに接する。タマゴの値上がりなんて1個15円が30円になった程度。大口の消費者からすれば厳しいだろうけれど、個人レベルだと大騒ぎするようなことじゃない。牛丼だって諸物価の値上がりを考慮すれば頑張っていると思う。問題はそういったことに悩まされる現実にある。

電力の値上がりはさらに厳しい。それがイヤなら努力している企業と同じく今のうちに対策をしておくことだ。最近、太陽光発電パネルや電池のリサイクルをどうするんだと反論する尾TAN子もいるけれど、原発の廃炉に比べたらはるかにたやすい。最悪、砕いて重量発電のウエイトに使ったっていい。この2~3年で10年先の生活を考えた住環境の再構築をすすめておく。

もちろんクルマも独自調達の再生可能エネルギーで走らせます。

 

 

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One Response to “2030年に46%を達成した企業は電力会社からの購入量も半分に。電力会社、窮地で大幅値上げ?”

  1. ツナミ より:

    円安に振れただけで、電力会社は軒並み赤字ですからね。あまり考えたくはないですが、もっと円安が進行する事態も想定しないといけないのかもしれませんね。

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