不思議なことに毎年この時期になると出てくる「ハイブリッドは電磁波ガー」という人、減りましたね

ハイブリッド増え始めた頃、必ずこの時期になると「ハイブリッドは電磁波ガー」という人からいろんなメッセージがきたものです。考えてみたら新型コロナ流行始めてから一度もその手の「う~ん」は無くなった。皆さん電磁波に強くなったということなんだろうか? それとも新しい技術に対する反発なのか? 遠からず電気自動車嫌いだ君達も消えていくのかもしれません。閑話休題。

おそらく電気自動車の普及が始まっても電磁波ガー君達は出てくると思う。実際、電磁波ってどうなってるんだろう? 電気自動車やハイブリッド車で使われている電池はDC300V程度。増圧して使っているため3培くらいの電圧で使われているかもしれません。確かに電磁波はしっかり出る。ただ電磁波をシャットアウトするバルクヘッドが設置されてます。

そもそも新幹線に乗ると、写真の上あたりにあるパンタグラフからAC2万5千ボルトを引き込んでいる。そして床下には電気自動車をはるかに超える出力のモーターが設置されてます。通勤電車だってDC1500ボルトで、床下にモーター。さらに床下には巨大なインバーターもぶらさがっている。ハイブリッド車なんか比較にならないほどの電磁波が出てくることだろう。

もし電磁波に敏感な人なら、新幹線や通勤電車に乗ってもアウツです。実際、電磁波を計測してみると、新幹線やハイブリッド車など無視出来るレベル。それより携帯電話の方が大きい電磁波を出している。携帯電話を使える人なら何ら問題無いです。ただこう書くと「低気圧ガー」という人が出てくる。低気圧で体調悪くなるというのだけれど、気圧差って微妙。

低気圧の気圧差、台風クラスでも1012から980くらいに落ちるだけ。気圧差32ヘクトパスカルだ。高度が100m上がると10ヘクトパスカル下がる。東京から軽井沢までクルマで行くと900m上がるので90ヘクトパスカル下がる。低気圧ガーの人は酷い症状出るハズなのだけれど、あまりそういう話は聞かない。もしかする天気を予想出来ている動物達と同じ古代人のDNA起因かもしれません。

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4 Responses to “不思議なことに毎年この時期になると出てくる「ハイブリッドは電磁波ガー」という人、減りましたね”

  1. しん より:

    自転車に無線式のスピードメーターをつけてますが、新幹線のガード下で電車に出くわすと確実にメーターが誤作動します。
    道路を走っている時にハイブリッド車に抜かれても(日常茶飯事)異常が起きたことはないので、新幹線よりは相当マシと言う事でしょうね。

    • 猫まんま より:

      私も昔アマゾンで買った中華の安物サイクルコンピュータが新幹線に近づくとスピードが120kmになったり心拍数が300になったりしましたね。我ながら鉄人の肉体になったわけですが心拍数300とか死んでるじゃん。
      電磁場うんぬんよりもシールドが出来ていないんでしょうね。キャットアイとかSIGMAとかなら全然問題無いですけどね。
      うちの会社の屋上にも携帯会社のアンテナ2本有るけど本当に電磁場が人体に悪影響与えてるのなら寿命が短くなってるかも?
      そういえば昔セガが発売していたメガドライブは3世代あって後期型は鉛のカバーがしてあったような。当時のことだから電磁場対策してたんでしょうね?

  2. AKIO より:

    私の住んでいるマンションで5、6年前に携帯電話会社から屋上にアンテナを建てさせくれと依頼(月5、6万円の家賃が管理組合に入る)があったのですが、電磁波が〜住民が幅を利かせたため、否決されてしまい、今になって修繕積立金が足りないからと、以前あった話を復活出来ないかと言う始末です。
    情けない。
    私は賛成票を投じましたよ。
    確か、過半数は賛成だったけど、重要事項は2/3だか3/4の賛成がないといけないだかと言う国交省の通達に従い否決だったような。

  3. 猫まんま より:

    電磁場ガーとかコロナワクチンガーとかいつの時代にも陰謀論大好き君はいっぱい居ますね。人間とは見えないものに恐怖する生き物なのでしょう。
    電磁場と言えばOA環境が普及しだした頃にOAエプロンってものが有って若いねーちゃんとかがしていましたけど今や見かけることもありませんね。一説によると炬燵が一番電磁場出てるとか。
    同僚に反ワクチンが居ますがまあ普段の言動見てもかなり危ない。やはり何でもかんでも陰謀論です。技術がいくら進んでも人間の頭の中身は変わらないんですね。

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