CX-3の1500cc、189万2千円でフル装備だって! ブラックサタン勢力、弱まったか?
7月14日に「永田がマツダの藤原副社長にバッサリ斬られた~」と紹介した。その後どうなったか? ギョウカイではけっこう話題になりましたね。言うまでもなく永田の肩を持つ意見ばっかり。藤原副社長の肝のちっささに腹を抱えて笑ってる人が多数。他のメーカーの役員の皆さんも「どうしちゃったんでしょうねぇ」。どうやらマツダ社内すら「こらあかんな」という雰囲気らしい。
このギョウカイに40年以上いるけれど副社長が永田クラスに文句言うの、見たことありませんがな。永田が先日CX-3の1500ccの広報車を借りに行ったところ「申し訳ありませんでした」と言われたそうな。誰が言ったのか書くと、ちっさいニンゲンからプレッシャー掛けられるだろうからナイショです。ヒントすら書かない。激しく詮索するでしょうから。おっとこの件は今日の本題じゃない。
永田が借りたCX-3の1500ccである。私は未試乗ながら、永田によれば「凄くイイです! お買い得だと思います」。調べてみたら189万2千円でクラスTOPの自動ブレーキやLEDヘッドランプ、アルミホイール、7インチディスプレイなどフル装備だ。不満はアダプティブクルコンが付かないくらい。他社だとオプションのブラインドスポットモニターは標準装備! スゴイ!
大雑把に言って2リッターより50万円安い! なぜこんな安いのか理解出来ないレベルだ。だってマツダの1500ccと2000cc、同じラインで作っているし部品点数だって変わらない。おそらく生産コストの差ってわずか。マツダ、ツインターボ使うディーゼルとシングルターボのガソリンを同じ価格で売っているメーカーだったことを考えたら、驚くほど良心的な設定です。
189万2千円という価格、ヴェゼルより安いだけで無く圧倒的に優れた自動ブレーキを持っているため優位。新鋭ヤリスクロスとの勝負になっても勝てる。年間走行距離少なければキックスと比較したってリーズナブル。永田に聞くまで全く気にしていなかったCX-3の1500ccながら、このクラスを考えているならショッピングリストの上位に載せる価値あると思う。
こういった戦略をマツダが取ってきたら販売台数伸びる余地は大いにある! 以前から書いてきた通りクルマ作りはマジメですから。自動ブレーキ性能だって日本のメーカーで最もレベル高い(OEM車を除き平均以下のクルマ無し)。ブラックサタンのツマらん自己満足さえ押し通さなければ売れるクルマを作れる。まずマツダ6のクロスオーバーなんか世界的にイケると思いますね。
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