RAV4 PHVは急速充電システム無し! 嬉しくて担当者を抱きしめたくなりました! 100V1500Wは標準
私はPHVに急速充電システムなど不要! と考えている。電気自動車にとってのエネルギー源は電気だけ、一方、PHVって外出先で電気無くなったら基本的にガソリンで走るべきだ。じゃないと電気自動車のため作ったインフラに負担を掛けてしまう。けれど今まで発売されたPHVは全て急速充電システムを装備してきた。なぜか? 初めてのPHVであるアウトランダーPHEVに付いていたから。
家庭に電力を供給するためチャデモを付けたというが、当然ながら急速充電も可能。当時、急速充電器は閑古鳥啼いており利用率高くしたかったため、メディアも利用を推奨した。私ですらベストカーの取材で急速充電しながら下関往復しましたね。けれどリーフの増加により、急速充電器は利用増加となっていく。一時期、アウトランダーPHEVとリーフユーザーで火花散ったほど。
アウトランダーPHEVの急速充電性能の遅さから、充電時間課金の時代を迎え急速充電費用とガソリン代が同等になった。だったら時間の掛かる急速充電はムダ。それでも未だに時間を持てあます高齢の方はアウトランダーPHEVや、プリウスPHVで急速充電しようとする。先日なんか超希少車であるクラリティPHEV(話はズレるが中古車メチャ安! 良いクルマなのに)を見ましたね!
閑話休題。RAV4 PHVは電池を電気自動車に匹敵する18,1kWhも搭載するため急速充電付きだと思っていた。マイナー後はオプションになったがプリウスPHVなんか8,8kWhなのに付いてましたから。ところが装備表見たら付いてない! 猛烈に嬉しくなりましたね! 付けないことを決めた担当者を新型コロナ禍収束したら抱きしめてあげたい! 佐伯さんだと手が回らない感じですが~。
トヨタ、価格戦略だけじゃなく社会インフラ全体まで考えている。クラリティPHEVについていえば営業サイドからの強いリクエストで急速充電付けたというが、もの凄いコスト高になったそうな。トヨタ、社会性を持たせるのと同時にコストも引き下げられたのだから上手。ここまで読んで「非常時の電源として使えないね」という意見も出てくるだろう。
私の経験上、PHVで電源供給のニーズあるのは災害時くらい。しかもトヨタ車の場合、RAV4 PHVを含め新世代ハイブリッド車には100V1500Wのアウトレットが標準装備されている。1500Wあったらエアコンを含めた家電製品を稼働させながら、LEDなら全ての照明を付けられるくらいの電力を確保出来ます。しかもガソリン続くだけ(普通に使って一週間以上)発電出来るんだから心強い。
参考までに書いておくと、100V1500Wが供給出来るクルマを持っていたら、災害時だけじゃなくキャンプなどアウトドアで激しく役に立ちます!
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