TEINの藤本さんに誘われ、生まれて初めて砂漠を走りに行く。そこはスタック地獄でした(笑
TEINの藤本さんから「テント泊でよければ中国最大のクロカンイベントを見に行きませんか?」と誘われた。何でも開催5日間で延べ25万台/50万人が内モンゴルの砂漠に集まるという。全くイメージ出来ないのだけれど、中国のクルマ好きってどんなモンか大いに興味深い。まず中国国際航空で羽田から北京へ。機内、日本発着便ながら日本語のアナウンス無し。エンタメも無し!
北京で寧夏回族自治区の銀川行きに乗り換え。ゲートに行ったら何と! 中国国産機のC909ぢゃないですか! 三菱が開発に失敗したMRJと同じ90席級のリージョナルジェットで、機体はダグラスDC-9。主翼がアントノフのパクり。エンジンGEです。中国しか認証されてない。ヒコウキ好きとしちゃ乗りたくないような乗りたいような。まぁ落ちてないので好奇心が勝る!
予想以上に剛性感が高くパワフルなヒコウキでした。2時間少々で銀川。クルマに乗り換え砂漠の道を3時間。途中、風力発電機群や巨大な太陽光発電プラントの横を通る。晴天率高く風も強い。内モンゴルの未開地、何と1800km×900kmもあるという。エネルギー作り放題です! 砂漠の向こう側まで大きな送電線が続く。電気の専門家ならどのくらいの電力を送っているか解ると思う。
場所は上の地図のど真ん中あたり。片側2車線で交通量ほとんど無し! 道は素晴らしく整備されている。驚くことに日本で言えば小さいPAレベルなのに急速充電器がズラリと並ぶ。充電中の表示を見たら50kW機で電気代は1kW=31円。ガソリンが205円くらい。100km走るのに電気だと510円。20km/Lのハイブリッド車だと1030円。電気自動車とトヨタのハイブリッド車の価格は同等です。
8時30分に羽田を出て目的地到着は20時。暗い。「砂漠の中に突如出現した巨大なイベント会場らしい」ということだけ解る。なるほど一番近い村まで小一時間。まともなホテルある銀川まで3時間。1日あたり5万台/10万人来ると言う皆さんはテントか車中泊なんだろう。美味しい白酒(アルコール度が高い透明なヤバい酒)をシコタマ飲み、藤本さんが用意してくれたテント(1人用)で沈。
起きたら砂漠のど真ん中に見渡す限り広がるイベント会場が作られている。開催前日とあって人は少ないものの、5万台くらい集まっても飲み込むキャパがありそう。「空いているウチに走りに行きましょう!」ということで隣接する砂漠へ。意外にもコース無し。どこを走ってもいいそうな。されど思ったより手強い! TEINの中国人スタッフがあっという間にスタックしちゃいました~。
最悪の状況です。転倒する可能性大きく。しかも境界線ギリギリ。どこからともなく「引っ張り屋」が登場(笑)。スタックする人が多いんだと思う。2分もすれば「どうよ?」とやってくる。いかんともしがたく、2万5千円の引き出し料を払ったそうな。続いて私がハンドル握ってジムニーで砂漠へ。砂漠突破はパワーが必要ということながら、軽いジムニーを選んでみた。
このくらい行けるでしょ、と思ってたら蟻地獄みたいなすり鉢に落ちそうになってしまう! 左に落ちていくと蟻地獄なら蟻がいる底。もはや脱出出来そうにない。走り出して早々国沢光宏最大のピンチを迎えてしまった。そうこうしてるウチ、引っ張り屋が近寄ってきて「どうよ?」。頼むとTEINにバレるので、蟻地獄をグルグル回って抜け出す算段でアクセル全開! 何とか自力脱出に成功す!
余裕の顔してTEINのベースキャンプに戻り、スタッフが作ってくれる美味しい中華料理を食べ、午後は本格的に砂漠アタックです!<続く>
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