「こんな技術を公開していいの?」。トヨタ、順調に開発出来たら中国勢やテスラとガチ以上で戦えます!
日本の自動車産業は中国に押され気味。テスラのような電気自動車も作れていない。このままだと若い人たちにとって自動車産業は未来を託せるような就職先じゃなくなりそうである。という世の中の空気を察したトヨタは『モノづくりのワークショップ2023』という最新生産技術の勉強会を行った。内容と言えば「こんな技術を公開してもいいのか?」と思えるほど濃かった。
電気自動車に詳しいと思っている私からすると、「実現できたら電気自動車用電池の最先端に出られますね!」とウナるバイポーラ型リン酸鉄リチウム電池や、テスラが採用し、トヨタが2026年に発表する次世代電気自動車で採用するギガキャストのプロトタイプなど、9時間(1日半のスケジュール)にも渡るプレゼンの内容は圧巻でした。以下、大物に絞って紹介したい。<続きを読む>
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生産、構造、バッテリーとEV技術で三拍子揃っているところが素晴らしいデス。
気になるのは、ギガキャストの修理。ダメージに応じた修理方法があると思いますが、ますます街の整備工場では扱えないし、修理費も高額になりそうな予感。。。
アルミ材の調達手段としてディーラーでアルミ缶を回収してはいかがですかね。
車検や点検、部品購入とかで使えるポイントを付与して回収すればお客さんが持って来てくれるんじゃないでしょうか?
ギガキャストといえば、SNS上で既にテスラが槍玉に上がっている修理の困難さ高額化ですね。
その点について、トヨタはどう解決しているのでしょうか?
本当にこんな技術を公開していいのって私も思います。ライバルもみんな見てるし、開発途上のものに相当の自信があるのか。通常は開発成功してからですよね。実は極秘にもっとすごいものを開発しているじゃないかと信じたいです。
これは投資家、銀行、株価対策じゃないですか。実際、今日は株価が上がってます。
国沢さんの心配も同様に感じます。
トヨタは
もっと先を見ている様にも思います。
もっと先とは、
強烈な標準化です。
日本はヨーロッパに比べて
技術は優れていても、
標準化で負けるケースが多い。
THSも素晴らしい技術で
特許フリーにしたけれど
トヨタの関連企業以外は
誰も採用していません。
ずっと技術が劣る
48VHVが幅を利かせて
多くのメーカーに採用されて
コストメリットを生んでいます。
トヨタは、
優れた技術で標準化を図り
コストメリットを生み
更に競争に勝つ事を
想定していると思います。