トヨタが2026年に発売予定の次世代電気自動車用ギガキャスト、開発は順調のようだ

トヨタが2023年に発表した新たな生産技術「ギガキャスト」。一体成型によってクルマの部品を大幅に減らす技術だが、2026年投入の次世代EVで採用される。米テスラがすでに採用しているが、トヨタEV戦略の今後について分析した!

トヨタは2026年発売の次世代電気自動車から「ギガキャスト」と呼ばれる”新しいクルマの作り方”を採用する。以前に紹介したとおり、bZ4Xのリアセクションで言えば、現在86の部材で構成され、33工程かかる。ギガキャストなら1部品&1工数。しかも成形には1秒以内。冷却して金型から取り出すまでの時間を含めたって2分! ただ、弱点もいくつか指摘されている。以下挙げてみよう。<続きを読む>

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2 Responses to “トヨタが2026年に発売予定の次世代電気自動車用ギガキャスト、開発は順調のようだ”

  1. kazu より:

    大型鋳造で先行しているのは、中国のLK (日本ではLKジャバン) 型締力16000 tonですから、
    日本のUBEマシナリーは後追いしているが、装置の規模(6500 ton)で一周遅れです。

  2. トヨタ車ユーザー より:

    ギガギャストで中国すげー、と報道されていましたが、トヨタもしっかり用意していることがわかって安心していました。
    ギガキャストがものになれば、工場の工数削減・鋼板の取引先削減と得るものが多いはずなのに、出さないでおいたところは、さすがという感じです。

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