ボルボEX30に試乗。やっと自動車メーカーから味のある電気自動車出てきましたね

今や電気自動車といえば、リーズナブルで優れた電池を作れる中国と韓国が優勢になってきている。自動車用の電池を作る技術、半導体や液晶に近いという。どちらも中国や韓国が圧倒的に強い状況を見ると、性能面&コスト面での優位性は今後しばらく高いままだと思う。世界に先駆けてカーボンニュートラルを宣言した欧州ながら、いかんせん電池で遅れを取ってしまった。

一方、車体作りの技術や安心感という点で中国は信頼性を確立できていない。日米欧市場のいずれも中国製の電気自動車を積極的に買おうというアーリーアダプターは少ない傾向。韓国は日米欧と勝負できる車体技術を持ち、すでに欧州COTYを受賞するなど好調に売れている。ヒョンデは日本に再上陸してきたが、ブランドイメージを作り上げるまでにもう少し時間がかかると思う。

そんななか、ボルボが興味深いポジションにある。車体の開発は依然としてスウェーデンのボルボ本体で行っており、電池は先行する中国と韓国から調達する契約を早々と締結。さらに「2030年までにすべてのボルボをEVへ」と宣言した。エンジン車を作ってきた大手メーカーで最も積極的と言っていい。<続きを読む>

<おすすめ記事>

2 Responses to “ボルボEX30に試乗。やっと自動車メーカーから味のある電気自動車出てきましたね”

  1. amigo より:

    でも100V1500Wの社内コンセントないんでしょ?
    日本で売るなら必須なのに、なぜ海外勢はコンセントつけないんだろう?(日産もないけど)

  2. 小井土雄一 より:

    私は、テスラに引っ張られたようなインテリアデザインが、少々残念。せっかくスカンジナビアデザインで、ブランド力を確立したのに自ら放棄したように写ります。安全性軽視のテスラの手法をボルボが踏襲するというのもどうなのか?最近は、ジーリーも口出しが多いんでしょうか。BEVであっても、もう少し従来からのブランドの連続性が必要ではないかと感じます。

コメントを残す

このページの先頭へ