マツダ、毛籠新体制でどんなクルマ作りになる?

マツダの社長交代が発表された。6月の株主総会の承認を持って、丸本さんから毛籠さんにバトンタッチされる。マツダのクルマ作りはどうなっていくだろうか? 様々な観点から考察してみたい。まず現在のマツダ車のラインナップだけれど、クルマの方向性そのものについていえば100%といってよいくらい藤原前COO。パワーユニットは人見氏の意向が組み込まれている。

ちなみにCX-5から始まるマツダの復活劇のハンドリングをしたのは、会長で勇退した金井さんや金沢さん、早くして亡くなられた以南さんといった世代。金井さんや金沢さんにたくさん文句を言ったけれど、皆さん私より人間が大きく、いろんなことを教えて頂いた。しかし金井さん世代の流れを引き継いだ藤原さんは、全く違うタイプだった。少数の意見しか聞かない。<続きを読む>

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2 Responses to “マツダ、毛籠新体制でどんなクルマ作りになる?”

  1. アミーゴ5号 より:

    あマツダの前体制を思い起こすと、実は「企画はニッチな高級路線&技術は究極の内燃機関」と魂がこもりまくっていました。

    そういう意味では、企画と技術のどちらかがに偏るというよりも、両方が偏っていたのだとあらためて実感します。

    一番良くないのは、企画&技術が唯我独尊の自己実現に走ったことでしょう。近年のマツダ車には、使うユーザー像が感じられませんでしたから。

    今更ZOOMZOOMを引っ張り出すのは格好がつかないかもしれませんが、新社長がアメリカでやってきたことはまさにそれ。

    是非トヨタとも縒りを戻して欲しいし、新生マツダの活躍を大いに期待しております!

  2. z151 サンバー愛好者 より:

    何でもそうかもしれないのですが、「〇〇やりたくない」というこだわりより「どうしても〇〇だけはやりたかった」というものに顧客は惹かれるもののような気がします。
    おそらくどちらも選択と集中の結果であって、ことによっては同じことを指す言葉の綾という可能性まで含みますが。
    ブラック氏時代聞こえてくるのは前者だったように思えます。
    雪道に有効な4WDシステムを搭載しているならばそれをアピールできる広報をすればいいと思います。
    東京~九州或いは北海道のようにロングドライブでGT性能をアピールしてもいい。
    私はまだマツダ車で試したことはないけれど、GT性能のポテンシャルはスバル並みに高いのではないかと妄想しています。
    既にある知られざる財産をきちんと評価するだけでも、一般ユーザーには新たなマツダの魅力を感じると思います。
    そして今のマツダに足りないもの、緊急措置すら必要なのがCAFEやその先にあるカーボンニュートラルへの対応だと思います。
    ひょっとしてアップルカーをマツダが制作することで一発逆転があったのかもしれませんが、水面下でなかったことになったのかも。
    マツダが作ってもCAFEの「得点」がマツダに入らず、利益もほぼアップルに持っていかれるとしたら、契約できないでしょうし。
    あくまで妄想ですが。
    もしその交渉に前COOが責任者として当たっていたならば。
    任期途中の理由が明かされないままの「勇退」にも合点がいきます。

    あれこれ妄想しましたが、H3ロケットみたいに「第2段ロケットに点火せず、空中分解」ということがない未来に期待したいです。

z151 サンバー愛好者 へ返信する

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