バンセンは楽しい
昨日大きなダメージを受けたヴィオスは見事にナオってしまった。オレンジジュースのキャンギャルを連れてグリッドに並ぶ。さすがにフェンダーの塗装出来ず、右半分が砕け散ったチンスポイラーも部品無く元の状態になりませんでしたけど‥‥。ワンメイクレースにキッチリ出場。10ラップのバトルをして無事完走となった次第。
直りましたね!
それにしてもバンセンは賑やかで楽しい。コースでは水曜日の朝から絶えずレーシングカーが走り回っている。公道コースとあってコース完熟やセッティングもこの時しか出来ず、けっこう本気モードで走ってるため迫力あるしクラッシュだって頻発。しかも気軽にコースサイドで走りを見られるという寸法。飽きれば海で遊ぶのもよし。
タイのキャンギャルはあんまり美形ぢゃないです
お腹空いたら美味しいエビやカニなど食べさせる屋台がズラリと並ぶ。中には「相当の確率で当たる」と言われるカブトガニも。タイの人まで「食べない方がいい」と言う。こいつに激しく当たった日本人を知ってます。熱と下痢のため4日間ホテルの部屋から出てこられなかったほど。その割に売ってるにはなぜ?
食べるとアブないカブトガニ。旨いのか?
バンセンに出場出来るカテゴリーは幅広い。「ロールケージ入ってるクルマなら何でもいい」と表現した方がいいか。年式、車種問わず、必ずどこかのカテゴリーに入れてくれる感じ。メインレースは『タイランド・スーパーカー』というクラス。GT300風のカローラからバリバリのランエボ、ポルシェGT3等々。
タイトヨタチーム
予選総合2位のランエボ。ドライバーは日本人です
タイのGTシリーズに出ている浅井選手
このくらいいい加減のレギュレーションだと、面白いことにラップタイムも競ってくる。全然違う車種や排気量、チューニングのクルマがバトル出来ちゃうのだ。おそらく筑波サーキットで53秒台出したランエボを持ってきたら一等賞かと。路面が荒れているため、トラクションとブレーキの効きが重要だと思う。
こんなクルマも走れちゃう。車番は86
ミニは水たまりの中で整備中
バイクはレースでなく全開走行会
タイ独特なのはピックアップトラックのクラス。タイで人気No1のいすゞDマックスや、トヨタ・ヴィーゴ、日産、三菱自動車、はたまたGMのトラックまで揃う。リアのゲート取っ払い、ウイング付けるとダウンフォース効くのだという。ディーゼルターボなれど意外に早い! コースサイドで見たら大迫力。
いすゞのDマックス
そうそう。土曜日の夜は暴走ナイトといった雰囲気。一晩中様々な場所からチューニングエンジンの全開走行音が聞こえてくる。もちろんレースカーは公道を走れないのでギャラリーの皆さんだと思う。日曜日に見たら、至る所にブラックマークやドーナツタンーンの痕跡。日本だと非難の対象になるが、バンセンの人は案外楽しんでる。
楽しかったでございます
日曜日の15時までバンセンの取材。ジャズさんのオデッセイを借りてバンコクに戻り、夕方からタイ在住の石井さんと晩ご飯。あっという間の滞在でした。石井さんから「ラリーカー1台タイに置いといたら?」と言われ、タイの人達から「次はいつ来るんだ?」とか「今度のレースは5月だよ」と聞かれるけれど、当分行く予定無し。
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ピックアップ、かっこいいっす!
そうか?リアゲートをとっぱらって、ウイング?
ダウンフォース?ほんまかいな?
日本だったら、リアの荷台にカバーつけて
スムージングしてウイングでしょうかねぇ。
ややや、最後のお姉さんとの写真。
いいじゃないですか!
タイのキャンギャル。タイですたい!
奥様のお顔が浮かびました!
しーらない。