ミライ帰国も危機到来!(23日)

素晴らし過ぎる! ドイツからミライを日本に送る際、可能な限り水素を減らしてくださいとドイツ・トヨタに頼んでおいた。ただ「港から水素ステーションまで動ける分は残しておいてくださいね」とも付け加えました。通関業者にミライを引き取りに行き、システムを起動したら、イキナリ「燃料残量低下。出力制限中」! こんな表示、あることも知らなかった。

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つまり水素タンクに入ってる水素の量が超少なく、スタックへ満足に送り込めない状況だということです。携帯ガスコンロのガス切れ寸前の頼りなさをイメージすればOK。すなわちホントに止まる寸前だと言う意味かと。ビクビクドキドキいつ止まるか覚悟しながら(永田に牽引ロープ持って伴走してもらいました)東京タワー下の水素ステーションに向かう。何とか到着です。

水素カプラー差し込んでみたら、残量たった5気圧! 700気圧タンクの5気圧ってことは、70Lの燃料タンクだとしたら500ccということ。正しく危機一髪でございました。さすがドイツ、ハンパねぇと感心しきり‥‥ぢゃね~って! そこまで減らさなくてもいいのに。何とか満充填し整備のためサンコーワークスへ。すると「GTウイング付けましょう!」。なんてことだ! 最高です!

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私の世代はスポーツモデル=ウイング。ジジイからすれば羽根無しなんて考えられぬ! ボディ後半のボリュームなくて物足りなかったミライが超カッコ良くなります。ちなみにボディ幅も超えておらず、全長も同じ。カンペキに合法でございます。伊藤さんが全日本ラリーのレギュレーションを徹底的に調べた結果、問題ないと言うことなった。これで出走しますよ!

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いかがでしょうか? カーボン製のため軽いし。しかもミライの速度域ならあまり効能無い。皆さんにモンク言われずに済みそうです。やっぱりクルマはカッコ良くなくちゃ。今回のメンテ、車高調付きのサスペンションへのグレードアップと、擦りまくったボディ下面の入念なチェック。といっても、異常は全くありません。けっこう丈夫だと言うことが解ってきました。

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