ボルボトラックス(6月8日)

ヒマネタです。原稿の合間にフェイスブックを見ていたら、ジャンクロード・ヴァンダムの動画が再び話題になっていた。皆さん実写だと思っているようだ。ミッキーマウスが本物だと信じても良いのと同じで、実写だと信じるのは自由です。ただ「疑う」ことも必要だと考える。

それが健全な大人です。改めて動画を見ると、いくつかの「ふ~ん」に気づく。例えば離れていく左側のトラックはハンドルが見えない。右側のトラックにゃキチンとハンドルある。そして左右のトラックは見事なまでに同じ平行な揺れ方をしている。この時点で「どうなってるんだ?」。

そして右側のトラックは直進。いやまっすぐバックしており、左側のトラックが路面にマーキングされた破線をなぞり、ヴャンダムの股開きの間隔まで広がっていく。トレーラーを運転したことのある人なら解る通り、まっすぐバックすることは物理的に不可能。「だから宣伝なんでしょ」。

と思う人もいるだろう。そうです。この動画は『ダイナミック・ステアリング』という新技術のアピールのためであり、この装置が付いていればトレーラーでもまっすぐバック出来るというのがセールスポイントだからだ。でも前述の通り左のトラックはハンドルさえ付いていないのだった。

ここでCGだ実写だヘチマだナスだと論議するほどヤボじゃないです。ちなみに上の動画になると「これはCGでしょ」と思う人は増えるかもしれませんね。面白いのはパロディの数々。一番のお気に入りが下の動画。エンヤの曲まで自分たちまで歌っちゃってます。最高です!

最近元気なのが若い女の子達。ここまで来るとナニがナンだから解らなくなってくる。ユーチューブを見ると、もはや世界中の「ユカイなヒト」がボルボトラックスのマネをしてるのだった(失敗してるヤツほど笑えます)。という点からすれば大成功のCFだと思う。素晴らしい!

ニンゲンの面白さや元気って、やりもしないでウンヌンしている輩達じゃなく「じゃ試してやろう!」という好奇心のカタマリのような人達が作ってくれる。私もカラダが柔らかかったらやってみたいけど、80度くらい開いた時点でマイッタになっちゃいます。終日お仕事でした。

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