ランフラットタイヤからブルーアースGTに変えたら信じられないほど上質なクルマに!(17日)

大阪オートメッセでカートップブースの隣がヨコハマだった。話をしていたら、先日『ブルーアースGT』という新しいタイヤを出したそうな。皆さんも感じている通り、今やタイヤ選びって迷路に入るようなモノ。ブランドだけでなく銘柄までたっくさんあってカンペキに迷う。けれどこのタイヤ、話を聞くとスイートスポットがヒジョウに広いという。

ミニバンのように重いクルマも、輸入車のようなしっかり感が必要なクルマもバッチリらしい。『GT』は本当の意味でのグランドツーリング。いろんな道をいろんな状況で走る旅です。だからこそウエット性能『a』。転がり抵抗も『AA』でバランス良い。開発の狙いなど聞いているウチ「こりゃ乗り心地で悩んでいるBMW330eに合うんじゃないか?」。

ウチの近所の『タイヤガーデン練馬』で交換

330e、良いクルマなんだけれど唯一にして最大の「酷いね!」が荒れた路面の超安っぽいツキ上げ感。先日、喜多見さんに出演してもらったラジオ番組で乗り心地をテーマにしている時、タイヤの内容になった。改めて考えるに、330eの酷い乗り心地の原因はランフラットタイヤにありそう。かくなる上は迷う余地無し! 早速ブルーアースGTに交換です。

標準装着のランフラットタイヤ、ポーランド製でした。サイドウォールが硬いだけでなく、ハネる感じ。しかも重い! 乗り心地悪くなる条件ばっかり。ちなみにサイズは225/50R17で乗り心地を考えれば条件良い。ということで交換して走ってみたら「!!!!!!!!」であります! 今まで悩んできたゴトゴトの乗り心地、なんだったんでしょ!

というか、これがBMW本来の乗り心地だと思う。今まで踏切を通過する度にガタガタと日本車のようにツキ上げを喰らっていたのが、良い感じになった。クルマ全体がしなやかになり、ボディ剛性まで上がったようなイメージ。そしてダンパーはキッチリ仕事するようになった。ランフラットタイヤは乗り心地悪いと言われているが、ここまで酷いと思わなんだ!

ブルーアースGTだけれど、良い感じです。もっと正確に書くと、BMWらしさをキチンと引き出せている。思い返してみれば、リーフでラリーをやった時も、MIRAIで全日本に出た時もブルーアースAというタイヤだった。重いクルマながらケース剛性が高く、コントロール性良好。特にウエットコントロール性とグリップは感心するほど。GTはそれの進化版だ。

330eで高速も走ったが、バッチリ! ヨコハマの言う通りどんなクルマにも合いそうな気がします。迷ったらブルーアースGTというチョイスもいいんじゃなかろうか。ちなみにランフラットタイヤを普通のタイヤに変えた場合、当然ながらパンクしたら走れない。ということでタイヤ修理材を常備することを忘れずに。もちろんスペアタイヤ載せたって良い。

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