「カメラを止めるな!」こそ日本車の目指す道かっ?(18日)

9時25分のフライトでシンガポールへ。機内の映画プログラム見たら話題作の『カメラを止めるな』がある。これ、気になっていた映画です。で、超楽しかった~! ネタバレ記事たくさん出ているため今更隠す気など無いけれど、やはり事前にストーリー解ったら面白さ半減です。いや、2回見たって楽しめると思う。されど1回目は知らないで見るべき。

この映画の素晴らしさは、ストーリーと奥行きで巨額の予算使ったハリウッド映画に全く負けていないことにあります。キャストも全く負けていない! そういった意味じゃ思い切った投資の出来ない日本そのものと言ってよかろう。以下、全く問題ないため書いておくけれど、話題に上がるノーカットの前半についちゃレベルの低さを感じさせます。

されどそいつが後半になり「味」と「奥行き」に変化し、計算されたものだと解ります。タイしたもんだ! しかも映画の終わりに近づくほど面白くなり、感心させられる。そして最後には家族愛まで突っ込んで来やがった! こういったストーリー展開、日本が得意とする分野らしい。だからこそアニメなど世界から支持されてます。パワー貰いましたね~!

続いてボヘミアンラプソティ。何度見ても感動すると言われる映画ながら、私は2回目にして見切った! この映画の本質はミュージックビデオです。最後のライブ部分の音楽を聴くために、それまでの全てが作られている。人間、ガマンせずトイレに行っても面倒なだけ。されどガマンにガマンしまくってトイレに行ったら至福の瞬間が訪れる。

最後のコンサートシーンに流れる曲は一般的ながら、映画だと格別のモノがある。確かに泣けますワな! ただ最初のツマらないブブン見ないと、最後の感動はやってこない。トイレ我慢する気で見ましょう。そして役者に泣かされるんじゃなく、本物のクイーンにやっつけられていることに気づく。何度もCD聞くのと同じく何度映画見てもよし。

カメラを止めるなが日本流だとすれば、こちらは伝統芸である。もう甲乙付け難し! おそらく下を見て3桁違う予算を投じて作った映画とは思えない。日本車が勝つとすれば、カメラを止めるなのアイデアだと考えます。私の競技参戦もそうだけれど、予算ないからとクヨクヨすることなどありません。アイデア次第で存在感を出せる。

そんなこと考えているウチ、シンガポール着。いつも感じるコトながら空港からしてシステマチックで、ストレスなくタクシー乗り場まで。今日のタクシー占い、ベンツEクラスで「大吉」ですね。赤道直下だけに涼しい季節などない。到着時の気温29度。日中は32度だったそうな。最低気温も26度。寒い日本から来ると笑っちゃう。こうなるとビール旨し!

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