徳之島へ

那覇から少しでも皆既日食帯に肉薄すべく徳之島へ飛ぶ。機体は10人乗りの『ブリテン・ノーマン・アイランダーBNー2』。ネーミング通りアイランドホッピングを主目的とした傑作機であります。水平対向の260馬力エンジンを2機搭載。

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『第一航空』が6月20日から徳之島まで就航を開始

アイランダー、何度も乗ったことあるけれど、エンジンの掛かりの良い機体にあったことない。今回もなかなか右エンジンを始動出来ず、左エンジンから。こっちも相当グズりました。機体重量1,6トンと、2リッター級ミニバンと同じくらいの重量しかない。

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シートは2人掛けが5列。軽自動車と同じシートサイズです

ちょうど離着陸のラッシュに出くわし那覇空港の誘導路で30分も順番待ち。すでにトイレ行きたい。「ちょいと止めて」なんて出来ないし。徳之島まで持つか? 離陸と同時に右旋回。200mくらいの超低空でチービシ、残波岬を通過。

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伊江島のシンボルは真ん中に飛び出すイエタッチュー

さらに伊江島、ちゅら海水族館の上を通る。天気良く風も弱いという絶好の軽飛行機日和。巡航速度110ノット(約203km/L)。本来なら震動のない水平対向エンジンながら、けっこうな震動である。トイレ持つか?

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ちゅら海水族館

本部半島上空から次第に高度を取っていく。後で聞いたら最大高度1600mだったとのこと。ちなみにアイランダーは4000mまで上がれるという。やがて前方に与論島。滑走路が町のド真ん中にある。フェリーも出航したばかり、の絵。

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私が子供の頃は日本最南端だった

続いて沖永良部島。この島、イメージしていたより大きい。家もたくさんあります。一度も来たことないので、自分でフネで訪れたいと思う。依然として揺れもせず順調なフライト。この時点で那覇から50分。

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沖永良部空港

1時間5分のフライトで徳之島着。マツダレンタカーでデミオを借りる。ここの営業所、女性ばっかり。しかも今まで使ったレンタカーの営業の中で一番フレンドリー。徳之島、人柄の良さで知られるが、なるほどと思う。

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けっこうサカナは高価。徳之島で漁師やるか?

亀津という町まで移動。おそらく徳之島で一番大きなデパートだろう『ダイマル』に行く。徳之島出身の人なら皆さん通ったでしょう。2階は衣料品コーナーなのだが、意外に商品のセンス良い。仕入担当の人の感性が良いんだと思った。

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徳之島、期待以上に居心地よさそう

道を走っていると沖縄と全く違う。「過剰」と思われる箱物や道路が無いのだ。といった点からすれば東京都の島より気持ちがいい。建物も道路も手入れは行き届いており、文化レベルの高さを感じさせる。

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 『暑中お見舞い申し上げます』

『グランドオーシャンリゾート』という宿にチェックイン。夜はブッフェであります。メニュー多くて美味しい。マイラブの『鶏飯』もあって堪能。残るは日食のみ。どうも奄美大島の天気、悪そう。徳之島が晴れの北限か? と期待しておく。

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