松下宏の食べ歩き/静岡県由比・旬の桜えびを生とかき揚げで満喫しました

青木英夫先輩と岡島裕二さんを連れ立って3人で由比へ。間もなく春のシーズンが終わろうとしている桜海老を食べるべく向かいしました。有名なのは由比漁港にある漁協直営の「浜のかきあげ屋」ですが、ここは大行列必至なので敬遠し、割烹旅館西山の「開花亭」を目指しました。「開花亭」は予約不可なので東京から160㎞ほどの距離を直接向かいました。
 
 
大きな渋滞はなく2時間ほどで到着したのですが、着いてみると“本日予約貸切のため一般営業はお休み”とのこと。がが~ん。またしても人生にツイてないパターンの炸裂です。由比に向けて東名高速を走る道すがら、青木先輩の語る『松下さんと一緒だから今日はどうかなぁ』などという冗談は軽く受け流しておいたのですが、まさかマジでこうなるとは。
 
さすがに予約なしで160㎞も先まで来るのですから、ほかにも予約のできない店などをいくつかリストアップしてありました。「開花亭」よりも手前にあった「ゆい桜えび館」が営業しているのを確認していたので、取り敢えずこちらを目指しました。ほかにも通し営業の店も用意していましたが、すんなり入れたので何とかなりました。
 
 
主要な食事メニューはシンプルな3種類で、かき揚げ定食、かき揚げどんぶり、生桜えびどんぶり(各1782円)です。ほかに生桜えびや桜えびのかき揚げもありました。そこで生桜えびどんぶりを選び、これに桜えびのかき揚げ(660円)を追加しました。3人とも同じメニューです。
 
桜えびはかき揚げで食べるのが本筋かも知れませんが、せっかく由比まで来たのですから新鮮な生を食べたいと思いました。日本の海老としては、三重県の伊勢海老、富山県の白えび、静岡県の桜えび、北海道のぼんたえびなどが有名どころで、その中でもおいしさで一、二を争うのが白えびと桜えびだと思います。
 
 
その桜えびのしゃきしゃきした感じの皮ととろりとした身の部分とが何とも言えません。またかき揚げももう1枚注文すれば良かった(そんなことをしたら食べ過ぎになってダメですが)と思うくらいのおいしさでした。
 
食事の後は併設の売店で桜えび関係のいろいろを買い物。また帰る途中で道の駅富士川楽座にも立ち寄ってここでも少し買い物。マグロの生ハムなどという初めて見かける食品があったので、買って帰って夜に食べたらとてもおいしいものでした。生ハムなので塩気が強いかなという懸念があって、薄味党の私は警戒しながら買ったのですが、この味ならもっと買ってくれば良かったと思いました。

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