車屋四六の四方山話/デリカミニで佐原の鰻を食べに行く

ちかごろ日本では乗用車の四割が軽だという。で、最近の人気は高級ハイトワゴン。ゴ多分にもれず三菱のeKシリーズは、クロスもスペースも共に人気者。が、存在感はあるが少々イカツイ顔で、人気は中高年の男向き。で、女性にもと登場したのがデリカミニのよう。狙いは的中、男女に人気上々のようだ。

デリカミニの化身という四角い顔のデリ丸が走ったあとの、氷川あさみの明るくサッパリとしたCMの好感度も高いようで、人気向上にプラスしているようだ。

三菱がくれたデリ丸クッキー。旨かった

eKスペースの顔を変えただけ、と思ったらさにあらず。進化したダンパーで乗り心地がしなやかに。高いロール剛性でコーナリング中の安心感も向上していた。ターボパワーの満足加速感。大径タイヤで最低地上高が1cmだが高まり、ヒルディセントまで装備で4WDとなりゃ、とりあえずハイトワゴン型軽SUVである。

足で開閉とステアリングヒーター

両手に荷物。両スライドドアが足で開くのが便利で、ロールサンシェイド、後席天井のサーキュレーターなどは、赤ちゃんに優しいと思う。半自動運転のマイパイロットも前車追従で反応が早くなり、安全装備、運転支援装備の充実ぶり。これが軽? と感心せざるを得なかった。

さて、デリカミニTプレミアムの試乗は佐原を目指した。佐原は好物の鰻屋が多い。佐原でお気に入りは、うなぎ割烹山田。その対面の立派な店が麻兆。どう食べるのか? と思案する鯉の巨大甘露煮などあるが、すずめ焼きが名物。その元祖が麻生屋というので、デリカミニはそこを目指した。

旨かったが三段重は好みではない

もちろん、狙いは鰻重である好奇心で蒲焼きと白焼き半々の源平重を注文したが、失敗だった。供されたのは三段重。白飯・蒲焼・白焼きが別々。タレを掛けたゴ飯の上に鰻というのが好きなのに。が、丁寧に焼かれた鰻自体は旨かった。<車屋四六のブログへ

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