自動運転車を停止させての強盗や誘拐は簡単(11日)

以前少し紹介した通り、私が手に負えないジャンルのクルマや、新しい切り口が欲しかったりするするモデルについては、私自身も「このヒトのレポートを読んでみたい」という方に書いて貰うことにしました。とりあえず信用出来るのは永田、ということでTOPバッターです。ちなみにボレロA30は永田の強い希望。私も試乗したけれど、その通りだと思う。

私の印象を加えておくと「ここまで出来るのならマーチじゃなくノートを選べばよかったのに!」。ノートにブリスタータイプのフェンダー付け、ボレロA30のエンジン積んだら超カッコ良い! もっと言えば『R2』カテゴリーの競技車両ベースとすれば、国際格式のラリー用のベース車両にだってなります。ロールケージ組んでくれての450万円だと高くない。

驚くべきはオーテックのフトコロの深さ。ベースのマーチと全く違う内容のクルマを作れちゃうんだから凄い。そういった意味からすれば、現在のSTIより圧倒的にポテンシャル高いです。GRMNよりフレキシブルかもしれません。日産がオーテックを上手に活かせるようなったら楽しいクルマをドンドン作れることだろう。国内販売部門にセンスあるか?

NHKの視点論点の原稿は、現在の自動運転の課題や状況を全て紹介してみた。長いけれど一読して頂ければヘタなヒョウロンカよりずっと詳しくなれると思う。早急に行うべきは、ドライビングミスをカバーする運転支援機能の採用。国交省が厳禁している、赤信号や一時停止、進入禁止を読んでアクセル戻すくらいの機能を認可すべきじゃなかろうか。

説明に手間掛かるためNHKの視点論点で触れなかったのは、犯罪者対応である。アメリカで完全自動運転のクルマに乗り始めるの、おそらくお金のある弱者。強盗したり誘拐しようとしたら簡単だ。逃げられないですから。前と横に囲んで減速したら必ず停まってしまう。こういった決定的な課題を50個くらい乗り越えないと完全自動運転は難しい。 

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